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シグナル伝達タンパク質が注目の的に

Signaling proteins in the spotlight

Editorial Guides

Sci. Signal. 12 Jul 2016:
Vol. 9, Issue 436, pp. eg8
DOI: 10.1126/scisignal.aah4114

Nancy R. Gough*

Editor, Science Signaling, AAAS, Washington, DC 20005, USA.

* Corresponding author. Email: ngough@aaas.org

要約

シグナル伝達の分子的側面は依然として秘密のベールに包まれている部分が多い。今回のEditorial Guideでは、個々の分子レベル、高分子複合体レベルでの細胞調節について理解を深めることに関して、とくに興味深い領域を取り上げている。テクノロジーを進展させ、プロテオミクスとゲノミクスのデータを蓄積することにより、シグナル伝達ネットワークのこれまで知られていなかった構成要素、高分子複合体の空間的構造、ネットワークを通じた情報の流れが特異的な細胞反応を生む仕組みを解明する。

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2016年7月12日号

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シグナル伝達タンパク質が注目の的に

Research Article

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