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特集:ERKゲームのプレーヤーを募集中

Focus Issue:Recruiting Players for a Game of ERK

Editorial Guides

Sci. Signal., 25 October 2011
Vol. 4, Issue 196, p. eg9
[DOI: 10.1126/scisignal.2002601]

Nancy R. Gough1*

1 Editor of Science Signaling, American Association for the Advancement of Science, 1200 New York Avenue, N.W., Washington, DC 20005, USA.

* Corresponding author. E-mail, ngough@aaas.org

要約:細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK)経路は、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ経路のスーパーファミリーの1つである。このキナーゼカスケードによって伝達されるシグナルは、ERK1とERK2という1対の類縁タンパク質を活性化する。今回のScience Signalingで発表された研究には、この経路に関して豊富な知識が得られているものの、未知の機能が現在も発見され続けていること、またこの経路の他の構成要素も同定され続けていることが示されている。つまり、われわれは現在でもERKシグナル伝達というゲームの方法を学び続け、ゲームのプレーヤーを探し続けているのである。

N. R. Gough, Focus Issue: Recruiting Players for a Game of ERK. Sci. Signal. 4, eg9 (2011).

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