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おお、ロミオ!ROM(e)O1!あなたはなぜROM(e)O1なの?

O ROM(e)O1, ROM(e)O1, Wherefore Art Thou ROM(e)O1?

Perspectives

Sci. Signal., 28 January 2014
Vol. 7, Issue 310, p. pe2
[DOI: 10.1126/scisignal.2005024]

Martina Semenzato and Luca Scorrano*

Department of Biology and Dulbecco-Telethon Institute, Venetian Institute of Molecular Medicine, University of Padova, Padova 35121, Italy.

* Corresponding author. E-mail: luca.scorrano@unipd.it

要約

ミトコンドリアは、活性酸素種(ROS)の発生源であるだけでなく、標的でもある。しかし、ROSがミトコンドリア機能に影響する分子機構は十分には定義されていない。今週号で、Screatonらは、ROS修飾タンパク質1(ROMO1)が、グアノシントリホスファターゼOpa1に依存したクリステ再構築とミトコンドリア融合を調節することによってROSとミトコンドリアの形態および超微細構造を関連づけることを報告する。彼らの研究は、酸化的環境がミトコンドリアの形態変化を引き起こす仕組みを示している。

M. Semenzato, L. Scorrano, O ROM(e)O1, ROM(e)O1, Wherefore Art Thou ROM(e)O1? Sci. Signal. 7, pe2 (2014).

英文原文をご覧になりたい方はScience Signaling オリジナルサイトをご覧下さい

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