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CD40:増大しつつある細胞質の物語

CD40: A Growing Cytoplasmic Tale

Perspectives

Sci. STKE, Vol. 2004, Issue 237, pp. pe25, 15 June 2004
[DOI: 10.1126/stke.2372004pe25]

CMargaret M. Harnett

Division of Immunology, Infection and Inflammation, University of Glasgow, Glasgow G11 6NT, UK.
*Corresponding author. E-mail: m.harnett@bio.gla.ac.uk c.at

要約 : CD40は、腫瘍壊死因子(TNF)受容体ファミリーの一員であり、B細胞、単核細胞、樹状細胞、内皮細胞、上皮細胞、ならびにB細胞性リンパ腫と悪性腫瘍上に発現され、複数のシグナル伝達経路を活性化する。B細胞では、CD40に対する反応は複雑で、細胞の成熟状態に依存している。CD40が抗アポトーシス蛋白をコードする遺伝子の発現を亢進することで細胞の生存を促進しうることは、よく確立されている。しかし、CD40シグナル伝達が細胞周期進行の促進に新たな役割を担うことが認識されつつある。ホスホイノシタイド3-キナーゼ経路、MAPキナーゼ経路、およびnuclear factor κB (NFκB) 経路がCD40による細胞周期促進に果たす役割について述べる。

M. M. Harnett, CD40: A Growing Cytoplasmic Tale. Sci. STKE 2004, pe25 (2004).

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