IR情報

社長メッセージ

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。私たち、コスモ・バイオは、経営理念「ライフサイエンスの進歩・発展に貢献する」のもと、研究に携わるすべての皆様との信頼関係を礎に、「事業基盤の強化」と「新たな事業基盤の創出」に挑戦してまいります。代表取締役社長 櫻井晴久

2017年9月11日更新
「研究者に役立つ」という視点から、従来の商社の枠を越えた機能強化を推し進めております。

2017年12月期 第2四半期累計期間の業績について

減収および営業減益となったものの、利益面では当初予想を上回る成果を上げることができました。

当第2四半期累計期間の連結業績は、売上高が前年同期比7.1%減、営業利益が同43.0%減となりましたが、先行投資に伴う販管費増加傾向の中、利益体質の改善は着実に進んでいます。

売上面では、前期において、米国の大口仕入先との取引喪失(契約終了)があり、当期は、これを補うべく新たな売上創出に努めましたが、目標に及ばず減収を余儀なくされました。
営業利益面では、平均為替レートが当初想定よりも2円の円高(113円/ドル)となったこと、利益率の高い受託サービス関連ビジネスが順調に拡大したことなどが奏功し、当初予想を上回ることができました。
また、当第2四半期累計期間における親会社株主に帰属する四半期純利益は、当初予想においては大幅減益を見込んでおりましたが、当初予想を上回る営業利益の計上に加え、予想には織り込んでおりませんでした投資事業組合による出資金分配益の計上などにより、前年同期比2.9%増となりました。

なお、通期の連結業績は、下表の通り、利益面での上方修正を公表しております。当期は、人材投資、新規事業投資、新基幹システム稼働など、将来のより強固な基盤づくりに向けた先行投資によって販管費が例年よりも増加しており、これが大幅な営業減益の主な要因となるものと考えておりましたが、前述のように、各種受託サービスなど利益率の高い事業が順調に拡大しており、利益の底上げに寄与しております。

2017年12月期 通期連結業績予想

2017年からスタートした新3ヵ年計画の進捗状況について

2つの事業戦略である「既存事業基盤の強化」と「新たな事業基盤の創出」が、着実に進捗しております。

一つめの事業戦略「既存事業基盤の強化」については、「商社機能」と「メーカー機能」を両輪として両機能の強化を推し進めております。商社機能の強化では特に、“ソフト化・サービス化”に注力しております。海外最先端の商品や情報を提供する“輸入卸”にとどまらず、海外最先端メーカーが有する技術力を活用して創薬支援をはじめとした各種受託サービスを提供する“サービスサプライヤー”機能を、今後さらに強化してまいります。一方、メーカー機能の強化については、当社の開発・製造機能を担う札幌事業部における取り組みを活発化させております。2016年12月より、主力のプライマリーセル(初代培養細胞)関連ビジネスに加え、需要が高まっているペプチド合成ビジネスへも新たに参入し、短納期・高品質の自社内製造体制を築きました。また、今後の事業拡大をにらみ、前期において5億円を投じる事業所拡張計画を策定、いよいよ2017年10月より新事業所での活動が開始されます。
これらの取り組みは、すべて“研究者に役立つ”という視点に立ったものです。つまり、最優先されるべきは「研究者の満足」であり、当社の成長・発展は研究者の歩みと共にあると考えております。

もう一つの事業戦略「新たな事業基盤の創出」については、当期から、経営姿勢を“待ち”から“攻め”へと、より一層の転換を図ってまいります。当社グループの10年先を見つめ、中長期的な事業成長を実現していくために必要なもの、不足しているものを見極め、より積極的な姿勢で企業買収や事業提携に臨んでいく方針です。その第一弾として2016年11月に米国ベンチャーと立ち上げた合弁会社「株式会社プロテインテック・ジャパン」は、メーカーと商社の関係を越え、共同事業者という踏み込んだ関係の中でブランドを育成していく新たな取り組みです。この取り組みを成功へと導き、第二、第三の成功事例を積み重ねていきたいと考えております。

株主の皆様へメッセージ

“基礎研究を支える黒子”として、研究者とともに長期安定的な発展を目指してまいります。

当社は、“基礎研究を支える黒子”として常に研究者に寄り添い、研究者とともに歩んでまいりました。今後も、長期安定的な発展を目指す企業として応援いただけると幸甚でございます。株主の皆様への利益還元につきましても、長期安定的な配当の継続を図ってまいります。

株主の皆様には、これからも、足元を固めながら成長を目指す当社を末永くご支援いただきますよう、引き続きお願い申し上げます。