本セミナーは終了いたしました。
セミナータイトル : コスモ・バイオ ランチョンセミナー
日時 : 2017年12月6日(水) 11:45 〜 12:45
会場 : 第4 会場 神戸ポートピアホテル 和楽
座長 : 三村 知子 (コスモ・バイオ株式会社 製品情報部長)
演題1:エクソソームの新規評価系について
Analysis of Exosome Surface Marker Using Fluorescence Correlation Spectroscopy (FCS)
演者 : 特任助教 山本 条太郎 先生
講演者ご所属 : 北海道大学大学院 先端生命科学研究院 細胞機能科学研究室
要旨
当社より販売のエクソソーム研究用 抗CD9、63、81 モノクローナル抗体は、その高い特異性から多くの研究者様にご愛用いただいています。
現在、エクソソームの検出・測定方法として電子顕微鏡による形態観察や抗体による検出、レーザー散乱光での粒子径・粒子数の測定がありますが、検体からの直接測定や細胞外小胞(EV)溶液中のエクソソーム数の正確な定量は困難です。本セミナーでは北海道大学との共同研究により開発された新規エクソソーム評価技術を紹介いたします。EV の大きさ、濃度と同時に、表面抗原を有するエクソソームの割合や異なる表面抗原の割合を測定可能です。
開発途上の技術となりますが、皆様のご意見ご要望もお聞かせください。
演題2:PUREfrex®(再構成型無細胞タンパク質合成キット)を用いたジスルフィド結合含有タンパク質の合成
In vitro synthesis of proteins containing disulfide bonds with PUREfrex®
演者 : 金森 崇
講演者ご所属 : ジーンフロンティア株式会社
要旨
PUREfrex® は、タンパク質合成に関与するリボソームや翻訳因子などを個別に精製して再構成した無細胞タンパク質合成反応液です。反応液に、目的タンパク質の遺伝子を添加して数時間反応させるだけで目的タンパク質を合成できます。反応液の改良により、合成量も最大で1mg/mL 程度まで向上しています。この反応液の改良の過程で、合成量や合成したタンパク質の活性に、様々な要因が影響を与えていることが明らかになってきました。本セミナーでは、そのなかで、(1) 開始コドン下流の塩基配列の合成量への影響、(2) 反応液に添加する還元剤のジスルフィド結合形成効率への影響について、IgG などのジスルフィド結合含有タンパク質の合成例をもとに紹介します。
- 商品詳細情報 PUREfrex® 再構成型無細胞タンパク質合成キット
整理券 | 本学会ランチョンセミナーは整理券制です。
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お問合せ | コスモ・バイオ株式会社 製品情報部 セミナー事務局 TEL: 03-5632-9622 email: seminar@cosmobio.co.jp |
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