ATP-Glo™ バイオルミノメトリック細胞生存アッセイは、ATP使用量をルミノメーターで測定する高感度な発光タイプで、高感度なATP定量アッセイが可能です。
使用目的
ATPを定量するための高感度アッセイ用キットです。
血清添加培地での培養細胞に、ATP-Glo™ 検出カクテルを直接添加することで、均質なアッセイ系を保つことができます。試薬を添加する前に、細胞培養培地を除去したり、細胞を洗浄したりする必要はありません。
ATPは代謝活性のある細胞の指標となるため、生存細胞の数を、ATPの使用量に基づいて評価することができます。このATP検出キットは、ホタルのルシフェラーゼが、D-ルシフェリンを酸化して発光するのに、ATPを要することを利用して、その量を評価します。
単一細胞又は0.01ピコモルのATPを検出することができ、シグナルは、6桁の範囲で直線性が得られます。ATP量を生細胞数と関連づけることにより、生細胞数の測定、細胞増殖、細胞毒性など広範囲のアプリケーションに利用できます。
本アッセイは、フラッシュタイプルミネセンスアッセイで、発光シグナルは最大で1分間安定です。シングルサンプルフォーマットのルミノメーター又は、96ウェルフォーマットのインジェクターつきルミノメーターを用いた、個々のサンプルの検出用に設計されています。
図1 ホタルルシフェラーゼによる生物発光機構
特長
- 高感度かつ広範囲:単一細胞・少数細胞から、数百万細胞まで、優れた直線性
- 簡便:単一ステップの均一アッセイ
- 多用途:ATP量の検出、生細胞数の計測
構成内容
- D-ルシフェリン
- ホタルルシフェラーゼ
- ATP-Glo™ アッセイバッファー
- 2mM ATPスタンダード
使用例
図2 ルミネッセンス濃度レスポンスカーブ
A:ATPをPBSで10倍段階希釈
B:Jurkat 細胞をRPMI培地で10倍段階希釈
発光測定の直前に、各サンプルにATP-Glo検出カクテルを添加した。発光は、Turner Designss社の single tubeルミノメーターを用いて測定した。
ATP-Glo™ バイオルミノメトリック細胞生存アッセイ
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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ATP-GloTM Bioluminometric Cell Viability Assay Kit | BTI | 30020-T | 50 ASSAY |
¥10,000 |
ATP-GloTM Bioluminometric Cell Viability Assay Kit | BTI | 30020-1 | 200 ASSAY |
¥39,000 |
ATP-GloTM Bioluminometric Cell Viability Assay Kit | BTI | 30020-2 | 1000 ASSAY |
¥93,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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