記事ID ： 2030

組織切片中のコラーゲンと非コラーゲンタンパク質の局在を観察コラーゲン染色キット

カテゴリから探す > シグナル伝達 > 細胞骨格／オルガネラ／細胞外マトリックス > コラーゲンアッセイ

メーカー名：コラーゲン技術研修会

小組織切片中のコラーゲンと非コラーゲンタンパク質の局在観察と分別定量用キットです。
腎、肝、血管壁等各種組織中の繊維化や新薬の探索研究等、幅広い用途があります。

構成内容

コラーゲン染色液（A）
色素抽出液（B）

測定原理

本キットは、「A染色液」と「B抽出液」からなり、「A染色液」は、赤色剤と緑色剤の二剤を含んでいます。

赤色剤は組織切片中のコラーゲンのみと、緑色剤は非コラーゲンタンパク質のみと特異的に結合し、赤色と緑色に染め分けます。また、結合量は、コラーゲンと非コラーゲンタンパク質量に比例します。「B抽出液」は、赤色剤とコラーゲン、緑色剤と非コラーゲンタンパク質との結合を解離させ、二剤を抽出します。この抽出液のO.D. （赤色剤530nm、緑色剤605nm）を測定し、その値から、コラーゲン量及び非コラーゲンタンパク質量がわかります。非特異的結合を最小にして抽出量を最大にするよう工夫されています。