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研究用

ヒト多形核細胞(好塩基球、好中球、好酸球)の分離に 血球分離溶液 Polymorphprep™ (ポリモルホプレップ)

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血球分離溶液 Polymorphprep™ (ポリモルホプレップ)は、ヒト全血から多形核細胞(好塩基球、好中球、好酸球)を分離可能です。

Abbott Diagnostics Technologies社(旧Axis-Shield社、メーカー略号:AXS)密度勾配遠心分離媒体について

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これまで、製造元Serumwerk Bernburg 社、販売元Abbott Diagnostics Technologies社として販売されていましたが、 この度、Serumwerk Bernburg社が販売も行うこととなりました。今後も継続し て、コスモ・バイオが製品をお届けいたします。

Polymorphprep

【関連商品】

特長

  • ヒト全血から多形核細胞を分離可能
  • ISO13485 に準拠した製造
  • 滅菌済み

【ご注意】白血球画分や動物血液からの細胞分離にはご使用いただけません。

製品仕様

Sodium diatrizoate 13.8% (w/v)
Polysucrose 400 8.0% (w/v)
密度 1.113 ± 0.001 g/ml
浸透圧 470 ± 30 mOsm
エンドトキシン < 0.13 IU/ml

遠心分離中の赤血球の挙動

SEW_1895_03.jpg

使用方法

SEW_1895_01A.jpg SEW_1895_01B.jpg
図 一番上の細胞バンドは末梢血単核細胞 (PBMCs) です。リンパ球は 層1 に、単球は 層2 に含まれます。多形核細胞はPolymorphprep™ の層に見られる細胞バンドに含まれます。

  1. 15ml の遠心チューブにPolymorphprep™ 5.0 mL を入れ、抗凝固処理※1した採取後2時間以内の血液5.0 mLを2層が混ざらないように注意深く重層します※2
  2. スウィングローターを使用して、18〜22℃、500〜550× gの設定で30分間遠心分離します。
  3. 分離した多形核細胞の層をパスツールピペット※3で採取します。
  4. 採取した多形核細胞の浸透圧を正常状態に戻すため、採取した細胞液と同量の0.45% NaCl もしくは2 倍希釈した培地を加え、懸濁します※4
  5. 洗浄のため、懸濁液を15 mLチューブに移して18〜22℃、400× gで10分間遠心して細胞を沈殿させます。
  6. 上清を除去し、細胞を生理食塩水 (0.9% NaCl)もしくは培地で懸濁し、上記と同様に遠心します。
  7. 上清を除去し、その後の分析に最適な任意の溶液で再懸濁します。


※1 抗凝固剤: EDTA、ヘパリン、クエン酸塩、EDTA (K salt)をメーカーでは推奨しています。
※2 血液サンプルとPolymorphprep™溶液の温度は18〜22℃に保ってください。50 mLチューブの場合はPolymorphprep™ 18 mLと血液18 mLを使用します。
※3 メーカーでは、先端の平らな金属製カニューレ (内径 0.8 mm)の使用を推奨しております。
※4 細胞密度を下げる目的などでさらに希釈する場合は、生理食塩水 (0.9% NaCl)または培地を加えて薄めて下さい。

血球分離溶液 Polymorphprep™ (ポリモルホプレップ)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
PolymorphprepTM詳細データ SEW 1895 250 ML
¥16,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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