基質スライド＆蛍光標識抗体で測定 動物のウイルス検出免疫蛍光アッセイ（IFA / FA）

疾病にかかった動物のウイルス抗体／抗原を、蛍光抗体法により検出するための基質スライドと蛍光標識抗体などの試薬です。

間接法（IFA： Indirect immunofluorescence assay）と直接法（FA： Direct immunofluorescence assay）のどちらにもお使いいただけます。また、全てのスライドには陽性ウェルが含まれていますので、特異的な反応かどうかを確認することが可能です。

蛍光抗体法（FA： Fluorescent antibody）

蛍光抗体法には、直接法と間接法があり、抗原や抗体を正確に検出できる信頼性の高い方法です。蛍光抗体法を用いることにより、新しいアッセイの開発にかかる時間を短縮することができます。また、他のアッセイ法より優れている点として、特異的反応と非特異的反応とを視覚的に区別できることが挙げられます。

［蛍光抗体法に必要な機器］

• 水銀／キセノン／HID／LEDランプを装備した落射蛍光顕微鏡（暗室に設置）
• 一般的な実験機器

間接蛍光抗体法（IFA： Indirect immunofluorescence assay）

間接蛍光抗体法は、疾病動物の生体液中の抗体を検出するために用います。

［必要な試薬・材料］

• FA Substrate Slide
  - 抗原がスポットされた12個の陽性ウェルを含みます。
• FA Positive & Negative Control
  - 比較のために各スライドで使用します。
• Serum Diluting Buffer
  - サンプルを希釈するために使用します。（品番： FASDB-100ML または SSDB-100ML）
• Anti-Immunoglobulin FITC Conjugate
  - スライド上の結合抗体を検出するために使用します。
• FA Rinse Buffer
  - 未結合の抗体およびコンジュゲートの洗浄に使用します。（品番： FARB-4X）
• FA Mounting Fluid
  - 蛍光を増強するために使用します。（品番： FAMF-10ML）

直接蛍光抗体法（FA： Direct immunofluorescence assay）

直接蛍光抗体法は、抗原を検出するために用います。

［必要な試薬・材料］

• FA Substrate Slide
  - 抗原がスポットされた12個の陽性ウェルを含みます。
• Direct FA FITC Conjugate
  - FITC標識抗体
• Control Slide
  - 標識抗体のパフォーマンスを検証するために使用します。 陽性と陰性各1ウェルを含みます。
• FA Rinse Buffer
  - 未結合の抗体およびコンジュゲートの洗浄に使用します。（品番： FARB-4X）
• FA Mounting Fluid
  - 蛍光を増強するために使用します。（品番： FAMF-10ML）

• 標識二次抗体は、VMRD社の全てのIFAシステムに使用できます。
• 抗病原体抗体 および ポジティブ／ネガティブコントロールは希釈済みですぐに使用できます。
• 希釈液は試験済みで、バックグラウンドや非特異的な結合、シグナルが弱いなどの問題を解決するために使用できます。
• ほぼすべてのIFAシステムで、ポジティブ／ネガティブコントロールをご用意しています。
• ポジティブコントロールは、抗体濃度の2-4倍に希釈されており（エンドポイント以下）、シグナルが強すぎてネガティブコントロールに影響しないように調整されています。
• コンジュゲートは、抗体産生から精製・標識の全ての段階で、特異性が最大になるように考慮して作製されています。
• 詳細なロット別の分析証明書が付属

スライド商品（Substrate Slide,Control Slide）には以下の構成品が含まれます。

• スライド 1枚
• blotter 1枚
• 乾燥剤 1包

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