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研究用

Wild-Typeのアデノウイルス不含。わずか2週間でウイルス産生可能の発現システム RAPAd® アデノウイルス発現システム

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RAPAd® アデノウイルス発現システムは、wild-type のアデノウイルスを大幅に減らしつつ、2週間というかなり短期間でリコンビナントアデノウイルスを産生します。

このシステムでは、パッケージングシグナル と E1配列が除かれた 5’ITR 由来のバックボーンベクターを使用しています。さらに、リコンビナントアデノウイルスを連続的に増殖させても、wild-type のアデノウイルスレベルは増加しません。

使用目的

アデノウイルスは多種類の細胞に遺伝子を導入することができる有用なツールです。しかしながら、一般的な組み換え方法では数ヶ月を要し、わずらわしいプラーク精製操作が必要です。近年のテクノロジーにより所要時間は短縮されてきましたが、それでも比較的高レベルの wild-type (複製可能な) プラークが産生され、これが連続的に増殖してしまいます。
RAPAd® アデノウイルス発現システムは、wild-type のアデノウイルスを大幅に減らしつつ、2週間というかなり短期間でリコンビナントアデノウイルスを産生します。このシステムでは、パッケージングシグナル と E1配列が除かれた 5’ITR 由来のバックボーンベクターを使用しています。さらに、リコンビナントアデノウイルスを連続的に増殖させても、wild-type のアデノウイルスレベルは増加しません。

特長

  • 実質的に wild-type のウイルス不含
    バックボーンベクターは 300 wild-typeプラーク/109 particle を産生するように設計されています (多くの他手法では、104-106 wild-typeプラーク/109 particle)。
  • 迅速なウイルス産生
    一般的な手法で数ヶ月かかるところを、わずか2週間でウイルス産生させます。
  • 7種類のシステム
    プロモーターとして CMV あるいは RSV をお選びいただけます。Universal System であれば、お好みのプロモーターをクローニングしてお使いいただけます。microRNA 発現には EF-1、shRNA 発現には U6 をお使いください。

アデノウイルス産生の概要

RAPAd アデノウイルス発現システムを用いたアデノウイルス産生
図. RAPAd® アデノウイルス発現システムを用いたアデノウイルス産生

RAPAd® アデノウイルス発現システム

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
RAPAd(R) Universal Adenoviral Expression System詳細データ CBL VPK-250 1 KIT
¥244,000
RAPAd(R) RSV Adenoviral Expression System詳細データ CBL VPK-251 1 KIT
販売終了
RAPAd(R) CMV Adenoviral Expression System詳細データ CBL VPK-252 1 KIT
¥244,000
RAPAd(R) CMV Adenoviral Bicistronic Expression System (GFP)詳細データ CBL VPK-254 1 KIT
販売終了
RAPAd(R) miRNA Adenoviral Expression System詳細データ CBL VPK-253 1 KIT
販売終了
CBL_bnr_05.jpg Cell Biolabs(セルバイオラボ)社商品一覧 セルベースアッセイ商品 ウイルス発現商品 幹細胞研究商品 酸化ストレス / 酸化損傷商品 代謝研究商品 Cell Biolabs(セルバイオラボ)社商品一覧

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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