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研究用

骨芽細胞の活性調節機構の解明、骨形成実験などに有用 骨芽細胞(ラット・マウス)

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骨組織は、骨吸収と骨形成が絶えず代謝し骨のリモデリング(再構築)をおこなっています。 この骨形成は骨芽細胞が担っており、細胞外基質としてカルシウムを沈着させ、石灰化した骨基質が骨組織になることが知られています。
頭蓋由来骨芽細胞は、骨芽細胞の活性調節機構の解明、骨形成実験などに有用です。

使用目的

骨組織は骨芽細胞などの造骨系細胞、破骨細胞などの骨吸収系細胞、さらに間質細胞や造血細胞で構成されており、骨代謝研究の際には器官培養系による総合的な評価に加え、個々の骨細胞の活性を検討する必要があります。しかし、現在多くの骨芽細胞様の株化細胞が樹立されていますが、必ずしも生体内での骨芽細胞の機能がin vitro ですべて発現しているとは限りません。

本細胞は、ラット頭蓋骨骨片より遊走してくる骨芽細胞を初代培養しているので、その機能は保持されています。骨芽細胞の活性調節機構の解明、骨形成実験などに有用です。

構成内容

動物 週齢 組織 構成内容 品番
SDラット 生後 1-4 日 未熟頭蓋骨 骨芽細胞(凍結細胞)  1 × 106 cells 1本
OBC02C
 凍結細胞 
ICRマウス 生後 1-4 日 未熟頭蓋骨 骨芽細胞(凍結細胞)  1 × 106 cells 1本
OBC12C
 凍結細胞 

 凍結細胞 : この細胞はドライアイス梱包されて凍結状態で納品します。納品後直ちに取り出して速やかに培養を開始、もしくは取扱説明書に記載の温度で凍結保存することも可能です。

使用例・製品データ

PMC_OBC01_2.jpg

図1:ラット骨芽細胞

PMC_OBC01_3.jpg

図2:ラット骨芽細胞をアルカリフォスファターゼ染色キットで染色

PMC_OBC01_4.jpg

図3:コンフルエントになったラット骨芽細胞を骨形成メディウムで28日間培養後、石灰化染色キットで染色(12wellプレートで培養)

 
  • よくあるご質問(FAQ)はこちら
  • 本キットを使用した論文はこちら

凍結細胞

骨片から遊走した細胞を継代(第2もしくは第3継代)した骨芽細胞(凍結細胞)です。

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
ラット頭蓋由来骨芽細胞
Osteoblast from cranial bone, Rat詳細データ
PMC OBC02C 1 VIAL
[1.0 x 106cells]
¥55,000
マウス頭蓋由来骨芽細胞
Osteoblast Cell, Mouse詳細データ
PMC OBC12C 1 VIAL
¥55,000
  • お受け取り後 凍結細胞を直ちにご使用にならない場合は液体窒素(または-70℃以下)にて保存してください。
  • 細胞は専用培地とセットでご使用ください。

本商品のご注文には、専用の申込みフォームが必要です。

専用培地

骨芽細胞を培養できるように成分調整を行った、血清入り培地です。
 ※培養用メディウム中にβ-グリセロフォスフェイトは含まれていません。

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
骨芽細胞用メディウム
Osteoblast Culture Medium詳細データ
PMC OBCM 500 ML
¥29,500

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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