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記事ID : 17678
研究用

10 μg の抗体に HiLyte Fluor™ 647 を30分以内に標識 Ab-10 Rapid HiLyte Fluor™ 647 Labeling Kit

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メーカー名:Dojindo Molecular Technologies Inc.

Ab-10 Rapid HiLyte Fluor™ 647 Labeling Kit は、10 μg の抗体に HiLyte Fluor™ 647 を30分以内に標識するためのキットです。
HiLyte Fluor™ 色素は、米国 AnaSpec 社が開発した蛍光色素です。キット付属の Reactive HiLyte Fluor 647 は、活性エステル基を導入しているため、抗体と混合するだけで安定な共有結合を形成します。
本キットには標識に必要なすべての試薬が含まれています。

特長

  • 少量の抗体(10 μg)に HiLyte Fluor™ 647 を標識可能
  • 抗体と混ぜるだけの簡便な操作
  • 30分以内に標識可能

反応原理

反応原理

標識手順

標識手順

蛍光特性

Cy5 や Alexa647 と同じ励起・蛍光フィルターをご使用頂けます。

蛍光特性

光退色を抑えた蛍光色素を採用

本キットで採用している蛍光色素 HiLyte Fluor 647 は、励起光への高い光安定性を示します。
そのため高解像度の蛍光イメージング像の取得にも活用頂けます。

光退色を抑えた蛍光色素を採用

実験例

直接法なので多重染色時の抗体種選択の必要性がありません。
また二次抗体法と比較して免疫染色時の操作もシンプルになります。

アクチン及びミトコンドリアの多重染色

アクチンおよびミトコンドリアの多重染色
細胞: HeLa細胞
アクチン(黄): HiLyte Fluor™ 555 標識抗体
ミトコンドリア(赤): HiLyte Fluor™ 647 標識抗体
核(青): DAPI

 

添加剤の影響について

表1. 標識に影響を及ぼさない添加剤の例
Additives  
Buffering agents (PBS,HEPES)
Sodium chloride
Chelating agents (EDTA)
Sodium azide
Primary amines and thiols ×
表2. 標識に影響を及ぼす可能性のある添加剤の例(数値は影響を及ぼさない最大濃度)
  Glucose Glycerol BSA Gelatin Tris
Anti-Mitochondria antibody < 10% < 10% < 2% < 0.1% < 50mmol/L
Anti-Actin antibody < 5% < 25% × < 0.1% < 25mmol/L
Anti-HNF4α antibody < 2% < 10% < 0.05% < 0.02% < 50mmol/L

※抗体の種類、生物種、メーカーにより添加剤の影響は異なります。

Ab-10 Rapid HiLyte Fluor™ 647 Labeling Kit

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Ab-10 Rapid HiLyte FluorTM 647 Labeling Kit詳細データ DMT LK36 3 PREP.
¥29,200

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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