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記事ID : 13332
研究用

3T3-L1 細胞を培養・脂肪細胞に分化誘導後、脂質を検出 Adipogenesis(脂質生成)アッセイキット

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Adipogenesis(脂質生成)アッセイキットは、3T3-L1 細胞を脂肪細胞に分化させ、脂質生成を誘導・検出するキットです。

分化溶液、インスリン溶液、エンハンサー溶液は最適化されており、最大限に脂肪細胞の分化を誘導することができます。また、細胞を固定後にオイルレッドOで染色することで、脂質生成を視覚的に確認することができます。キットに含まれる抽出溶液を用いて細胞に蓄えられた脂肪を抽出し、分光光度計やマイクロプレートリーダーで脂質生成の度合いを数値化することも容易です。

特長

  • 脂肪細胞分化と、脂質の比色検出に最適化された試薬
  • 脂質生成を最適に誘導するエンハンサー溶液入り
  • 薬剤のスクリーニングや脂質生成のアゴニスト/アンタゴニスト試験に使用可能

構成内容

  • 分化溶液(デキサメタゾン&IBMX)(1,000×)
  • インスリン溶液(1,000×)
  • エンハンサー溶液(ロシグリタゾン)(1,000×)
  • 細胞固定液(1×)
  • 脂質生成確認用溶液(オイルレッドO)(1×)
  • 抽出溶液(1×)

実験例

図1 脂質生成アッセイのワークフロー 上段は実験の手順を、下段は細胞の状態を示す。

図1 脂質生成アッセイのワークフロー
上段は実験の手順を、下段は細胞の状態を示す。

図2 脂質の誘導レベル 抽出後に OD 490nm の値を測定し、各ウェルからバックグラウンドの平均値を差し引いた。下記の計算式を用いて、非誘導条件に対して何倍増加したかを決定した。 (誘導条件下の OD 490nm - 非誘導条件下の OD 490nm)/非誘導条件下の OD 490nm

図2 脂質の誘導レベル
抽出後に OD 490nm の値を測定し、各ウェルからバックグラウンドの平均値を差し引いた。下記の計算式を用いて、非誘導条件に対して何倍増加したかを決定した。
(誘導条件下の OD 490nm - 非誘導条件下の OD 490nm)/非誘導条件下の OD 490nm

図3 誘導の顕微鏡解析 誘導培地で処理した3T3-L1 細胞 (右)。および未処理の細胞(左)。10日後に染色し、画像化した(40倍)。
図3 誘導の顕微鏡解析
誘導培地で処理した3T3-L1 細胞 (右)。および未処理の細胞(左)。10日後に染色し、画像化した(40倍)。

Adipogenesis(脂質生成)アッセイキット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Adipogenesis Assay Kit詳細データ ENZ ENZ-KIT103-0005 5*24 WELL
¥80,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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