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記事ID : 17505
研究用

制御性T細胞のマスター転写因子 FOXP3 を認識 FOXP3抗体

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ヒトFOXP3を認識するマウスモノクローナル抗体です。

精製(非標識)抗体、ビオチン/FITC標識抗体をご用意しております。

背景

FOXP3

FOXP3分子は、50–55 kD の転写因子で、IPEX、JM2、Forkhead box 3、Scurfin としても知られています。Foxp3遺伝子の欠損は、致死性の自己免疫疾患を引き起こす可能性があります(2)。FOXP3 は、細胞表面マーカーである CD4 と CD25(IL-2R)と共に、制御性T細胞(Treg: T regulatory cells)を同定するための有用なマーカーとなります。機能的には、酸化的リン酸化を仲介すると考えられており、低酸素環境で Treg が機能することを可能にします(3)。

EIA法による試験で、本抗体は、全長リコンビナント FOXP3 および FOXP3(R1-R3)コンストラクト(アミノ酸 1–198)に結合しますが、FOXP3(R1)コンストラクト(アミノ酸 1-70)には結合しないことから、エピトープは region 2 と region 3(アミノ酸 71–198)の範囲内にあることが示唆されます。

FACS法による試験で、本抗体は、固定・透過処理した CD4+ 末梢血リンパ球の 0.5 – 3% の亜集団において恒常的にみられる核内の FOXP3 に結合します。

仕様

精製(非標識) 品番: 333-020
抗体名/クローン ANCFX2D7
アイソタイプ マウス IgG1k
免疫原 リコンビナント ヒト FOXP3
バッファー 50 mM Sodium Phosphate pH 7.5, 100 mM Potassium Chloride, 150mM NaCl, 0.5 mg/ml Gentamicin sulfate (as a preservative).
精製方法 組織培養上清(少量のFBSを含む)から Protein A を用いて精製

製品データ

FITC標識 品番: 333-040

抗FOXP3/FITC抗体のヒトPBLへの結合

図1 抗FOXP3/FITC抗体のヒトPBLへの結合

FOXP3モノクローナル抗体

精製(非標識)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Anti FOXP3, Human (Mouse) , ANCFX2D7詳細データ ANC 333-020 100 UG
[1.0 mg/ml]
¥46,000
Biotin 標識
品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Anti FOXP3, Human (Mouse) Biotin, ANCFX2D7詳細データ ANC 333-030 100 UG
[1.0 mg/ml]
¥63,000
FITC 標識
品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Anti FOXP3, Human (Mouse) Fluorescein Isothiocyanate, ANCFX2D7詳細データ ANC 333-040 120 TEST
¥63,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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