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記事ID : 15552
研究用

Arginase I を定量的に測定・より感度の高い改良版が新登場! アルギナーゼ I ELISA キット

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アルギナーゼ I ELISA キットは、血清、血漿サンプル中のヒトアルギナーゼ I を、in vitro で定量的に測定するキットです。

背景

アルギナーゼ I

アルギナーゼ I (肝臓型アルギナーゼ、L-アルギニンウレアヒドロラーゼ、L-アルギニンアミジノヒドロラーゼ)は、アルギニンをオルニチンと尿素に変換する加水分解酵素です。オルニチンは、コラーゲン合成に重要なアミノ酸であるプロリン、および、細胞増殖と分化に重要な役割を果たすポリアミンの前駆体です。

アルギナーゼには、アルギナーゼ I と II の2種類が存在し、それぞれ異なる遺伝子によってコードされています。アルギナーゼ I と II は同様の酵素活性を示しますが、等電点(pI)および免疫反応性が異なります。 ヒトアルギナーゼ I (肝臓型アルギナーゼ)は、血中を循環する 35 kD のタンパク質で、ホモ三量体を形成しています。肝臓型アルギナーゼは、哺乳動物の肝臓に最も多く発現していますが、赤血球、乳腺、腎臓のような肝臓以外の組織にも発現が見られます。アルギナーゼは、尿素回路を介したアンモニアの解毒に関与するほか、アルギナーゼの放出に起因するマクロファージを介した細胞障害作用や、in vitro におけるリンパ球増殖の阻害などのプロセスにおいても、重要な役割を果たしています。アルギナーゼは、増殖組織、創傷治癒、増殖しているリンパ球および腫瘍において、高い活性を示します。また、アルギナーゼは免疫応答のモジュレーターとして作用します。さらに、アルギナーゼは、アレルゲン曝露された肺、中枢神経系における自己免疫性炎症疾患、急性肝障害において重要な役割を果たしています。

構成内容

HCB_HK38601_2.jpg
  • 洗浄バッファー
  • 希釈バッファー
  • スタンダード
  • ビオチン化トレーサー
  • ストレプトアビジン - ペルオキシダーゼ
  • TMB基質
  • 停止液
  • 12 マイクロタイターストリップ(プレコート)
 

仕様

  • 感度:1.6ng/mL
  • 測定範囲:1.6-100 ng/mL
  • 交差種:Human
  • 非交差:マウス、ブタ、ラット
HCB_HK38601_1.jpg

図.1 旧キット(HK322)との比較

アルギナーゼ I ELISA キット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Arginase-I ELISA kit, Human詳細データ HCB HK386-01 1*96 WELL
¥164,000
Arginase-I ELISA kit, Human詳細データ HCB HK386-02 2*96 WELL
¥264,000

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品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Anti Arginase 1, Human (Mouse) , 9C5詳細データ HCB HM2163-500UG 500 UG
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Anti Arginase 1, Human (Mouse) , 6G3詳細データ HCB HM2162-500UG 500 UG
¥228,000
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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