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MAPKKK5としても知られるASK1は、MKK3,MKK4(SEK1)およびMKK6を活性化する。ALK1の過剰発現によりアポトーシス性細胞死が誘導され、ASK1は腫瘍壊死因子α(TNFα)で処理した細胞内では活性化されている。ASK1はTRAFファミリーメンバーと相互作用し、TNFシグナル伝達経路内でTRAF2により活性化される。TRAF2に活性化された後、ASK1はMKK4を活性化し、これによりJNKが活性化される。したがって、ASK1はTRAF2誘導型JNK活性化のメディエーターといえる。