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記事ID : 11647
研究用

好熱菌Thermus Filiformis のDNA ligase Bioneer社 Tfi DNAリガーゼ

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Tfi DNAリガーゼは、2本鎖DNAまたはオリゴヌクレオチドの3'ヒドロキシル末端及び5'リン酸末端をリン酸エステル結合させます。反応温度は、T4 DNAリガーゼなどの他の酵素に比べて高く、45〜65℃の範囲で活性を持ちます。高温でのライゲーション反応が必要な場合に使用できます。

Bioneer社 DNAポリメラーゼ酵素選択ガイド

構成内容

  • Tfi DNAリガーゼ
  • 反応バッファー(10×)
  • 希釈バッファー

アプリケーション

リガーゼ連鎖反応(LCR)、オリゴヌクレオチドライゲーションアッセイ(OLA)、PCR増幅時のリン酸化オリゴヌクレオチドの結合による変異誘発、複数部位への同時変異誘発

製品データ

各種温度におけるライゲーションテスト
図1 各種温度におけるライゲーションテスト
リガーゼ1ユニット及び1μgのDNAを含む反応液を各温度で10分間インキュベートした。
レーン1:λDNA/PspE I(コントロール)
レーン2:45℃、レーン3:50℃、レーン4:55℃、レーン5:60℃、レーン6:65℃

95℃での熱安定性試験
図2 95℃での熱安定性試験
リガーゼを95℃で各時間インキュベートした後、1μgのDNAを含む反応液に1ユニットを加え、45℃で10分間インキュベートした。
レーン1:λDNA/PspE I(コントロール) レーン2:10分間、レーン3:20分間、レーン4:30分間、レーン5:40分間、
レーン6:50分間、レーン7:60分間、レーン8:70分間、レーン9:80分間、レーン10:90分間
(95℃でのインキュベート時間)

65℃での熱安定性試験
図3 65℃での熱安定性試験
リガーゼを65℃で各時間インキュベートした後、1μgのDNAを含む反応液に1ユニットを加え、45℃で10分間インキュベートした。
レーン1:λDNA/PspE I(コントロール)
レーン2:6時間、レーン3:12時間、レーン4:18時間、レーン5:24時間、レーン6:30時間、
レーン7:36時間、レーン8:24時間、レーン9:48時間、レーン10:54時間、レーン11:60時間、
レーン12:66時間、レーン13:72時間、レーン14:78時間
(65℃でのインキュベート時間)

Tfi DNAリガーゼ

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Tfi DNA Ligase詳細データ BIN E-3111 2000 UNIT
¥18,000
Tfi DNA Ligase詳細データ BIN E-3112 10000 UNIT
[5 x 2,000 U]
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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