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記事ID : 11636
研究用

酵素媒介型のユニークなホットスタート酵素 Bioneer社 HotStart DNAポリメラーゼ

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Bioneer社のHotStart PCRは、他社のHotStart PCR酵素(化学反応を利用)と異なり、独自の酵素媒介手法を用いるため、最初の変性ステップでポリメラーゼ活性が完全に解放されます。

Top DNAポリメラーゼは、温度が70℃以下ではピロリン酸により完全に活性が阻害されていますが、70℃を超えると、耐熱性のピロホスファターゼによりピロリン酸が加水分解され、DNAポリメラーゼが活性化されます。これにより、反応セットアップ時の非特異的な産物やプライマーダイマーの形成を防ぎ、PCRの特異性を改善します。

Bioneer社 DNAポリメラーゼ酵素選択ガイド


無料サンプルをご用意しております!

サンプルのお申込みは こちら(WEBフォーム) から
*無料サンプルは1研究室あたり1点のみです。

特長

  • 迅速:標準的なTaq DNAポリメラーゼに比べて3倍の伸長速度
  • 高性能:最大12kbまで増幅可能
  • 経済的:格安、無償サンプルもご用意してます!

構成内容

  • HotStart DNAポリメラーゼ
  • 反応バッファー(10×)
  • 希釈バッファー
  • dNTPミクスチャー
  • 20mM MgCl2
    (品番E-3150-1にはdNTPミクスチャーは含まれません)

仕様

  • 5' - 3' エキソヌクレアーゼ活性: No
  • 3' - 5' エキソヌクレアーゼ活性: No
  • 3' – A オーバーハング: Yes
  • フラグメントサイズ:最大 12 kb

アプリケーション

  • HotStart PCR(複雑なゲノムテンプレート、コピー数の少ないテンプレート、cDNAに対するPCR)
  • マルチプレックスPCR
  • プライマー伸長
  • SNPタイピング 
  • SYBR® Green色素を用いたリアルタイムPCR
  • 多重プライマーペア

製品データ

6セットのプライマーを用いたゲノムDNAのマルチプレックスPCRを他社品と比較
図1 6セットのプライマーを用いたゲノムDNAのマルチプレックスPCRを他社品と比較
レーンM:100bp DNAラダー(D-1030)
フラグメント長さ:
レーン1:750bp、レーン2:590bp、レーン3:450bp、レーン4:360bp、レーン5:260bp、レーン6:150bp、
レーン7:レーン1〜6のプライマーを用いたマルチプレックスPCR
Bioneer社のマルチプレックスPCRは均一な産物が得られた。

HotStart DNAポリメラーゼ

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
HotStart DNA polymerase詳細データ BIN E-3150 250 UNIT
¥24,000
HotStart DNA polymerase詳細データ BIN E-3151 1000 UNIT
お問い合わせ
HotStart DNA polymerase詳細データ BIN E-3150-1 250 UNIT
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* サンプルをご用意しております。お気軽にご照会ください。

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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