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記事ID : 17741
研究用

サンプル中のBCAAを検出分岐鎖アミノ酸測定キット(比色法)

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本商品は、食品や生体試料に含まれる分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acid:BCAA)のトータル量を測定する比色アッセイキットです。ペプチドやタンパク質などのポリペプチド鎖に含まれるBCAAは検出しません。

本キットでは、ロイシンデヒドロゲナーゼにより産生されたNADHをWST-1により比色検出します。BCAA量は、付属のL-ロイシン標準品でスタンダード曲線を作成し算出します。

背景

分岐鎖アミノ酸とは?

分岐鎖アミノ酸(Branched chain amino acids:BCAA)は、枝分かれした構造の側鎖を含むアミノ酸です。ヒトのゲノム上にはロイシン、バリン、イソロイシンの3種類がコードされています。

BCAAは動物の代謝や生理機能において重要な役割を果たし、タンパク質合成やシグナル伝達、グルコース代謝を亢進します。BCAAは脱水素酵素や脱炭酸酵素により分解され、リンパ球の活動や成長・増殖に必要とされます。BCAAと芳香族アミノ酸(Aromatic amino acid:AAA)は同じ酵素によって脳へと輸送されます。脳内のBCAAはタンパク質合成や神経伝達物質合成、エネルギー産生に関与します。ヒト、ラット、マウスモデルでは、肥満体や食事誘発性糖尿病のインスリン耐性モデルにおいて血中BCAAレベルが上昇することから、BCAAは肥満や糖尿病の発病を促進する可能性があります。BCAAの摂取量を制限したマウスでは、グルコース耐性が改善され、体重の減少が確認されています。

構成内容

  • L-ロイシン標準品
  • 5×アッセイバッファー
  • NAD+
  • WST-1 試薬
  • ロイシンデヒドロゲナーゼ

アッセイ原理

本商品は、食品や生体試料に含まれる分岐鎖アミノ酸のトータル量を測定します。

L-ロイシン、L-バリン、L-イソロイシンは、過剰NAD+ の存在下でロイシンデヒドロゲナーゼによりα-ケト酸やアンモニアとNADHに変換されます。NADHは、電子メディエーターによりホルマザンに変換されたWST-1によって比色検出されます。

BCAA測定アッセイ原理

プロトコール

  1. 使用する試薬をよく混ぜます。すべてのスタンダードとサンプルは、2重または3重で測定します。
    ※測定するサンプルには、ペアとなる2つのウェルを用意してください。1つは陽性用のウェル、もう1つは内因性コントロール用のウェルです。
  2. 各スタンダードをウェルに50 µLずつ加えます。
  3. 各サンプルをペアとなる2ヶ所のウェルに50 µLずつ加えます。
  4. 反応液100 µLをスタンダードが入ったすべてのウェルとサンプルが入ったウェルの半分に加えます。
  5. 内因性コントロールミックス 100 µLをサンプルが入った残り半分のウェルに加えます。
  6. よく混合し、オービタルシェーカーを用いて室温で5分間インキュベートします。
  7. 分光光度マイクロプレートリーダーを用いて波長450 nmで測定します。

製品データ

L-ロイシンのスタンダード曲線

図1. L-ロイシンのスタンダード曲線

 

ヒト血清中のBCAAを検出

図2. ヒト血清中のBCAAを検出

分岐鎖アミノ酸測定キット(比色法)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Branched Chain Amino Acid Assay Kit詳細データ

CBL

MET-5056

192 ASSAY
¥65,000
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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