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CAMK1は、多機能性のカルシウム/カルモジュリン依存性タンパク質キナーゼファミリーのセリンスレオニンキナーゼである。CAMK1は遍在的に発現し、SYN1,SYN2,CREBおよびCFTRをはじめとした数々のタンパク質をリン酸化する。さらに、Numbファミリーのタンパク質がCAMK1の細胞内標的である可能性があり、これらが14-3-3タンパク質とのリン酸化依存性相互作用により制御されている可能性が示唆されている。CAMK1はまた、細胞質と核間におけるHDAC7輸送においても重要な役割を担う。CAMK1はHDAC7の複数部位をリン酸化し、これによりHDAC7の局在変更が生ずる。