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比色法または蛍光法で簡単定量！ OxiSelect™ In vitro 一酸化窒素（NO）測定アッセイ

メーカー名：Cell Biolabs, Inc.

In vitro 一酸化窒素測定アッセイキットは、一酸化窒素（NO：Nitric Oxide）の酸化産物である亜硝酸塩（NO₂^-）／硝酸塩（NO₃^-）測定によって、トータル一酸化窒素を定量するキットです。

硝酸塩（NO₃^-）を亜硝酸塩（NO₂^-）に硝酸還元酵素で変換後、比色法：グリース法（図2B）または蛍光法：DAN （2,3-ジアミノナフタレン）試薬（図2C）で検出します。多様なサンプル（血清、血漿、尿、唾液、ライセート、培地）にご使用いただけます。

背景

一酸化窒素（NO）の測定

反応性窒素中間体（RNI：Reactive nitrogen intermediates）および反応性酸素中間体（ROI：reactive oxygen intermediates）は、共同で機能して細胞に損傷を与え、いくつかの疾病の発病に関与しているとされています。RNIは、一酸化窒素（NO）とスーパーオキシドアニオン（O₂^-）に由来する分子のファミリーに属します（それぞれ一酸化窒素合成酵素（NOS）、NADPHオキシダーゼによって生成されます）。

一酸化窒素は、血管系の疾病、糖尿病、腎臓虚血、アテローム性動脈硬化症、炎症性疾患、がんでの確立されたメディエーター（化学伝達物質）です。しかしながら、その極端に短い半減期のために、NOの生理的機能についての研究は困難でした。そのため、トータルNOを測定する一般的な方法は、一酸化窒素（NO）の最終酸化産物である亜硝酸塩（NO₂^-）と硝酸塩（NO₃^-）を合計することで算出されています（図1）。

図1．L-アルギニンの硝酸への酸化

使用目的

本キットは、様々なサンプルのNO濃度を定量するための簡単なアッセイです。

図2．測定原理
A：硝酸還元酵素により硝酸塩を亜硝酸塩に変換
［比色法：品番STA-802］ → B：グリース反応
［蛍光法：品番STA-801］ → C：蛍光プローブDANの反応

硝酸還元酵素によりサンプル中の硝酸塩（NO_{3-）を亜硝酸塩（NO_{2-）に変換します（図1A）。
蛍光法（品番STA-801）：トータル亜硝酸塩量を蛍光プローブDAN（2,3-ジアミノナフタレン）で検出し、蛍光（Ex：360-365nm/Em：430-435nm）を測定します（図1C）。}}

特長

高感度：検出限界： 2μM
適用サンプル：血清、血漿、尿、唾液、ライセート、培地

構成内容

【比色法：品番 STA-802】

亜硝酸塩スタンダード
硝酸塩スタンダード
酵素混合液
酵素コファクター
グリース試薬A
グリース試薬B

【蛍光法：品番 STA-801】

亜硝酸塩スタンダード
硝酸塩スタンダード
亜硝酸アッセイバッファー
トータル亜硝酸/硝酸アッセイバッファー
酵素コファクター
DAN蛍光プローブ（10×）
蛍光プローブ希釈液（2×）
停止液

使用例

図2　スタンダードカーブの例（比色法：品番STA-802）
左：亜硝酸塩のスタンダードカーブ
右：硝酸塩のスタンダードカーブ

図3　スタンダードカーブの例（蛍光法：品番STA-801）
左：亜硝酸塩のスタンダードカーブ
右：硝酸塩のスタンダードカーブ

In vitro 一酸化窒素アッセイ

•　比色法

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
OxiSelect^TM In Vitro Nitric Oxide (Nitrite / Nitrate) Assay Kit (Colorimetric)	CBL	STA-802	100 ASSAY	￥101,000
OxiSelect^TM In Vitro Nitric Oxide (Nitrite / Nitrate) Assay Kit (Colorimetric)	CBL	STA-802-5	5*100 ASSAY	お問い合わせ

•　蛍光法

品名	メーカー	品番	包装	希望販売価格
OxiSelect^TM In Vitro Nitric Oxide (Nitrite / Nitrate) Assay Kit (Fluorometric)	CBL	STA-801	100 ASSAY	￥111,000
OxiSelect^TM In Vitro Nitric Oxide (Nitrite / Nitrate) Assay Kit (Fluorometric)	CBL	STA-801-5	5*100 ASSAY	お問い合わせ