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記事ID : 17402
研究用

血清中の補体活性を測定 補体経路アッセイ(マウス)

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補体経路アッセイ(マウス)は、血清サンプル中の補体活性を、in vitro で測定できるELISAキットです。

2つの補体活性化経路(古典経路・レクチン経路)をそれぞれ測定するキットをご用意しております。

背景

補体の活性化経路

補体の活性化には代表的な3つの経路があり、それぞれの経路に特異的な一連の分子が関与します。補体の活性化は、一連のタンパク質が連続的に分解されることで進行し、生成された活性化産物は、特異的な細胞受容体やその他の血清タンパク質と相互作用することで、様々な生物学的活性を仲介します。

古典経路、レクチン経路、代替経路(第二経路/副経路)の3種類の経路は、中心的な構成要素である C3 を活性化し C3a と C3b を生成すると、最終の共通経路に収束します。C3 の切断により、最終の共通経路が活性化され、最終的に C5b-9 複合体(TCC)が形成されます。古典経路は C1q が抗体複合体へ結合することで開始されますが、代替経路 および レクチン経路は抗体を必要とせず、補体成分と、外来病原体表面の炭水化物やリポ多糖(LPS)との相互作用を介して活性化されます。また、代替経路は、他の経路の増幅回路として機能します。

特長

  • 3時間半〜4時間で測定
  • ポジティブコントロールが付属
  • ワーキングボリューム: 100μL/ウェル

交差反応性: 他の種のタンパク質/ペプチドへの交差反応性は未試験

構成内容

  • 洗浄バッファー
  • プレート活性化バッファー(※品番 HIT421 のみ)
  • サンプル希釈バッファー
  • 希釈バッファー
  • ポジティブコントロール
  • ビオチン標識トレーサー
  • ストレプトアビジンペルオキシダーゼ
  • TMB基質
  • 停止液
  • 12 マイクロタイターストリップ コート済み

補体古典経路アッセイ(マウス)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Classical Complement Pathway Assay, Mouse詳細データ HCB HIT420 1*96 WELL
¥164,000

補体レクチン経路アッセイ(マウス)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Lectin Complement Pathway Assay, Mouse詳細データ HCB HIT421 1*96 WELL
¥164,000

製品使用文献

  1. Bongoni AK et al., Overexpression of Human CD55 and CD59 or Treatment with Human CD55 Protects against Renal Ischemia-Reperfusion Injury in Mice.(品番:HIT420、Classical Complement Pathway Assay, Mouse) J Immunol. 2017., 2018 Impact Factor: 4.718

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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