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研究用

シグナル増幅用の抗体希釈液 IMMUNO SHOT immunostaining 免疫染色用増強試薬

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本品は免疫染色で用いる一次、二次抗体の希釈液として利用することで、従来法よりも、シグナルを向上させ、バックグランドを低減させる効果を有する試薬です。

特長

  • シグナルを増強させ、且つ、バックグラウンドを低減します。
  • どんな種類の抗体でも利用可能です
  • 使い方は簡単、反応時の抗体を本試薬で希釈するだけです。

: 抗体の特性によっては本試薬の効果が十分得られない場合もあります。

構成内容

IMMUNO SHOT immunostaining は以下の3種類の溶液によって構成されています。

Fine バックグラウンドをより低下させるように設計された組成です。微細構造観察に適しております。

Mild FineとStrongの中間の性質を有した組成です。初期検討を始め幅広い実験にご使用頂けます。

Strong より強いシグナルを得るように設計された組成です。少しバックグラウンドが高くなる場合もございますが、良好なシグナルが得られます。

ご注意: 上記の各溶液の性質は、一般的な性質を示したものであり、用いる抗体の特性によって反応は異なります。

IMMUNO SHOT immunostaining免疫染色用の使用例

ラット大脳皮質パラフィン切片でNeuNを染色した結果

CSR_ISF20_3.jpg

IMMUNO SHOT immunostainingを使用することで、シグナル強度が増加することに加え、バックグラウンドも低く抑えられることでS/N比が改善された。
大阪公立大学大学院 医学研究科 本間拓二郎先生 ご提供

マウス脳組織パラフィン切片でCdk4を染色した結果

マウス脳組織パラフィン切片でCdk4を染色した結果
1次抗体を3種の条件で希釈し反応させた結果、Immuno shot immunostainingはPBSより強い染色を示し、類似試薬と同等以上の染色増強能を示した。
1st Ab: anti-Cdk4(rabbit poly) 、Fixation: 4% paraformaldehyde in PBS、Blocking:5%FBS in PBS、Stained by ABC (for rabbit) method。
図から前脳のグリアと思われる小細胞が染まっていることが分かる。

ラット脳凍結切片でdimethyl histoneを染色した結果

ラット脳凍結切片でdimethyl histoneを染色した結果
1次抗体を3種の条件で希釈し反応させた結果、Immuno shot immunostainingはPBSより強い染色を示し、類似試薬と同等以上の染色増強能を示した。
1st Ab: anti-dimethyl histone (Rabbit IgG mAb)、Fixation: 4% paraformaldehyde in PBS、Blocking:5%FBS in PBS、Stained by ABC (for rabbit) method。
図から大脳皮質底辺縁部の神経細胞の核と思われる部分が染まっていることが分かる。

A549細胞のα-Tubulinを染色した結果

A549細胞のα-Tubulinを染色した結果
1次抗体・2次抗体を3種の条件で希釈し反応させた結果、Immuno shot immunostainingはPBSより強い染色を示し、類似試薬と同等以上の染色増強能を示した。
1st Ab: anti-α-tublin(rabbit poly) 、2nd Ab: anti-rabbit IgG (FITC conjugated)、Fixation: 4% paraformaldehyde in PBS、Detergent: 0.1% TritonX-100 in PBS、Blocking:5%FBS in PBS、Stained by ABC (for rabbit) method。
写真から細胞内骨格系が染色されていることが分かる。

A431細胞のp53を染色した結果

A431細胞のp53を染色した結果
1次抗体・2次抗体を3種の条件で希釈し反応させた結果、Immuno shot immunostainingはPBSより強い染色を示し、類似試薬と同等以上の染色増強能を示した。
1st Ab: anti-p53(rabbit poly, FITC conjugated)、Fixation: 4% paraformaldehyde in PBS、 Detergent: 0.1% TritonX-100 in PBS、Blocking:5%FBS in PBS。
写真から核が染色されていることが分かる。

A549細胞のVimentine を染色した結果

A549細胞のVimentine を染色した結果
1次抗体・2次抗体を3種の条件で希釈し反応させた結果、Immuno shot immunostainingはPBSより強い染色を示し、類似試薬と同等以上の染色増強能を示した。
1st Ab: anti-vimentin(rabbit poly) 、2nd Ab: anti-rabbit IgG (FITC conjugated)、Fixation: 4% paraformaldehyde in PBS、 Detergent: 0.1% TritonX-100 in PBS、Blocking:5%FBS in PBS、Stained by ABC (for rabbit) method。
写真から細胞内骨格系の一部が染色されていることが分かる。

IMMUNO SHOT immunostaining 免疫染色用増強試薬

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
IMMUNO SHOT immunostaining Trial詳細データ CSR IS-SMF-10 1 SET
[10 ml x 3]
¥13,000
IMMUNO SHOT immunostaining, Fine詳細データ CSR IS-F-20 20 ML
¥19,000
IMMUNO SHOT immunostaining, Mild詳細データ CSR IS-M-20 20 ML
¥19,000
IMMUNO SHOT immunostaining, Strong詳細データ CSR IS-S-20 20 ML
¥19,000

* Trial(IS-SMF-10)は、Fine、Mild、Strongが各10ml入ったsetです。

シグナル増強試薬「IMMUNO SHOT」シリーズ

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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