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研究用

カスタマイズ抗体サービス(ポリクローナル) コスモ・バイオ受託製品

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受託サービス
受託サービス

今まで何度か作製したが思い通りの抗体が作れなかった、モノクロまでは予算が無いが高度な検出が可能な抗体を作製したい、など、お客様の目的やご希望に合わせて様々なご提案をさせていただき、最適なプログラムを構築していきます。ウサギ以外のモルモット、ニワトリなどの宿主動物や、免疫スケジュール、採血のタイミングなどご自由に設計が可能です。大量に血清が欲しい、特殊な動物種で免疫を行いたいなど何でもご相談ください。

カスタマイズ抗体には、「翻訳後修飾抗体(リン酸化抗体、メチル化抗体等)」、「異種動物免疫プランをご用意しております。

カスタマイズ抗体

ファースト抗体では少し難しい内容でもカスタマイズ抗体であれば作製可能の場合があります。抗体専門のスタッフがお客様のご要望をヒアリングして、最適のプランをご提案させていただきます。もしご提案内容にご納得いただけない場合は、何度でも新しいプランをご提案いたします。過去に諦めていた抗体作製などもお気軽にご相談ください。

目的やご希望に合わせて、自由な仕様で抗体を作製できます!

  • 抗原が自由
    抗原ペプチドの純度や収量もお好きなものが選択できます。ユビキチン・環状化・翻訳後修飾などの特殊なアミノ酸にも対応可能。お客様がお持ちの低分子抗原・発現タンパク質・菌なども抗原として使用できます!
  • 免疫動物が自由
    ウサギやマウス以外の免疫動物も選択可能! 哺乳類で保存性の高い配列でもニワトリ免疫なら抗体が得られる場合も!?
    • ウサギ
    • モルモット
    • ヒツジ
    • ニワトリ
    • ヤギ
    • ラット
    • マウス
    • ミニブタ
    • アルパカ etc.
  • 免疫スケジュールが自由
    免疫日数を自由に設定!35 日免疫や105 日免疫など細かく指定可能!中間採血の追加、中間試験の結果を見て免疫期間を延長することももちろん可能!抗原投与量や抗原投与日も自由に設定できます!
  • その他色々、選べる自由
    • 動物のプレスクリーニング
    • 抗体の精製方法
    • 抗体の修飾、断片化
    • ブーストの回数と量
    • 注射/ 採血の部位
    • BestAb carrierNEW

製品保証

製品保証

ファースト抗体と同様の保証を受けることが可能ですので、もしもの時も安心です。

 

納品物

作業報告書
その他は設定した条件により異なります。

 

作業フロー

カスタマイズ抗体作製の流れは大まかに左下図のようになります。まずそれぞれの項目をどのように設定するかを決めて行きます。右下図はファースト抗体と同じ内容の設定例となります。これを参考にして各項目を自由にカスタマイズしてください。もし右下図の内容のままで変更する必要がない場合はファースト抗体をご選択いただく方が価格メリットがあります。

CPA_customize-antibody-service_02.png

 

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ペプチド合成抗原パック

基本仕様
ペプチド合成抗原パック
ペプチドの純度・収量・鎖長およびコンジュゲーション量は上記以外にも変更可能です。お気軽にお問合せください。

カスタマイズ抗体に使用する抗原ペプチドは「ペプチド合成抗原パック」がお勧めです!こちらのパックはエピトープデザイン、ペプチド合成、キャリアコンジュゲーションの抗原作製3点セットが含まれています。それぞれを別でご注文いただくよりもお求めになりやすくなっております。抗原だけをコスモ・バイオで作製して、免疫はご自身で行うという場合にも大変便利ですし、カスタマイズ抗体の抗原としてご利用いただけば全体の費用を少し抑えることができます。

 

 

■ サービス内容

抗  原

合成ペプチド
投与回数、免疫期間によりますが、2〜3 mg/羽が目安です。*ウサギ免疫の場合
複数ペプチドをMixして投与することも可能です。

タンパク質
乾燥品 1.0〜1.5 mg/羽
溶液 濃度 0.1 mg/ml以上、1 mg/羽
*ウサギ免疫の場合。ゲル断片、タンパク質以外の高分子、バクテリア、菌類などについては都度確認いたします。

コンジュゲーション

KLH、OVA、BSA、HSA、リンカー修飾等

宿 主 動 物

ウサギ、マウス、ラット、およびニワトリ等。ヒツジ、アルパカなどの大型動物も対応いたします。
また異種動物免疫のご要望にもお応えします。

免  疫

免疫期間や抗原投与回数はもちろん、プレブリードによる個体選定、中間採血、ELISAのよる力価測定、アジュバンド等、ご相談の上で設定いたします。

精 製 ・ 処 理

精製
ペプチドカラム、プロテインA/Gカラム、KLHカラム等、各種精製に対応いたします。

詳細はこちら

処理
Buffer置換、濃縮、凍結乾燥の対応が可能です。

修  飾

抗体へのbiotin、蛍光分子、ALP、HRPの修飾や抗体の断片化も承ります。

蛍光修飾もお任せください

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図1. Tide Fluor™色素の発光スペクトル

蛍光色素は、フルオレセイン、ローダミン、クマリン、シアニンなどをお選びいただけますが、これら従来品に比べより強い蛍光と高い光安定性を備えた Tide Fluor™ 色素をお勧めしております。
※Tide Fluor™は、AAT Bioquest, Inc. の商標です。

 

参考価格

動物種 免疫日数 動物数 免疫用抗原 ELISA用抗原 希望販売価格 納期
ウサギ 株式会社ホクドー 28日 1羽 2.5mg ¥136,000 1.5~2.0ヶ月
2羽 5.0mg ¥236,000
49日 1羽 1.0mg以上 0.2~0.5mg ¥115,000 2.5~3.0ヶ月
2羽 2.0mg以上 ¥200,000
77日 1羽 0.8~1.0mg ¥135,000 3.0~3.5ヶ月
2羽 1.6~2.0mg ¥250,000
ラット 株式会社ホクドー 28日 1匹 2.5mg ¥136,000 1.5~2.0ヶ月
2匹 5.0mg ¥236,000
49日 1匹 0.4mg以上 0.2~0.5mg ¥115,000 2.5~3.0ヶ月
2匹 0.8mg以上 ¥200,000
77日 1匹 0.6mg以上 ¥135,000 3.0~3.5ヶ月
2匹 1.2mg以上 ¥250,000
マウス 株式会社ホクドー 28日 3匹 1.5mg ¥146,800 1.5~2.0ヶ月
49日 3匹 0.6mg以上 0.3~0.6mg ¥79,800 2.5~3.0ヶ月
77日 3匹 0.9mg以上 ¥89,800 3.0~3.5ヶ月
モルモット 49日 1匹 0.4mg以上 0.2~0.5mg ¥115,000 2.5~3.0ヶ月
2匹 0.8mg以上 ¥200,000
77日 1匹 0.6mg以上 ¥135,000 3.0~3.5ヶ月
2匹 1.2mg以上 ¥250,000
ニワトリ 63日 1羽 0.8mg以上 0.2~0.5mg ¥130,000 3.0~4.0ヶ月
アルパカ 63日 1頭 12.0mg以上 0.2~0.5mg 要相談 3.0~4.0ヶ月
ヤギ 63日 1頭 12.0mg以上 0.2~0.5mg 要相談 3.0~4.0ヶ月
ミニブタ 63日 1頭 12.0mg以上 0.2~0.5mg 要相談 3.0~4.0ヶ月
ヒツジ 63日 1頭 12.0mg以上 0.2~0.5mg 要相談 3.0~4.0ヶ月

【注意事項】

免疫日数・投与量などはご自由にカスタマイズ可能です。

ペプチド抗原をご希望の場合、別途ペプチド合成及びキャリアコンジュゲーション料金が掛かります。
 ※ 力価保証として、全採血の抗体価のELISA OD値が社内基準に満たない場合は、再免疫もしくは無償にて対応させていただきます。
 ※ 免疫中にウサギが死亡した場合は再免疫となります。

持ち込み抗原に対しましては、力価保証外となります(弊社安全性確認書への記載をお願いしております)
 ※免疫作業中ウサギ死亡となった場合、再免疫は1回のみとさせて頂きます。

ニワトリ免疫については、採卵のタイミングによりスケジュールが変更となる場合がございます。
アフィニティーカラム精製をご希望の場合は抗原が追加で2.5-3.5mg程度必要となります。
アルパカ・ヤギ・ミニブタ・ヒツジなどの大型動物種については死亡再免疫保証適用外となります。
28日免疫の持込抗原免疫、抗原必要量については別途ご相談ください。
28日免疫については免疫用抗原にELISA分も含まれております。

よくいただく質問と答え(FAQ)

【01】 ファースト抗体の抗体価確認QCとは、何を検査するのですか?

希釈率1000倍の値のみを見る簡易ELISAです。全採血血清と抗原サンプルの力価が対象となります。

【02】 血清はどの位希釈して使えば良いですか?

まずは、4000倍希釈で試していただき、その結果を見て適正な希釈倍率を検討してください。抗体の出来により適正な希釈倍率は異なります。

【03】 防腐剤は使用していますか?

ファースト抗体はすべての血清にプロクリンを添加しています。カスタマイズ抗体は防腐剤添加の有無をご選択可能です。プロクリンはHRPやALPの活性を阻害することはございません。

【04】 抗原ペプチドはどの程度の鎖長が好ましいですか?

実際に抗体を作用させるタンパク質と効率良く反応させるためには、出来るだけ長鎖の抗原ペプチドが好ましいとされています。ただ、ペプチドはあまり長くなると疎水性が上がり合成効率が低くなります。弊社ではバランスを考え20〜25残基程度の鎖長をお勧めしております。

【05】 エピトープデザインは何を元に行っていますか?

弊社の独自開発のエピトープ検索ツールを使用しております。親水性、2次構造、抗原性などの各種パラメータを総合的に見て、最適の抗原部位を選択しています。

【06】 キャリアタンパクコンジュゲーションはどのように行っていますか?

ペプチドの末端のCys残基側鎖のチオール基とキャリアタンパク中のアミノ基をMBSリンカーを用いて架橋反応させています。そのため、元々の配列にCysが存在しない場合は、N末もしくはC末にCys残基を導入して合成します。ペプチドの末端以外にCys残基が存在する場合は、この手法は使えないため、ご相談のうえ、他の方法を検討させていただきます。

【07】 ウサギ以外の動物に免疫をすることは可能でしょうか?

ウサギの他にも、マウス、ラット、モルモット、ハムスター、ヤギなども免疫可能です。ニワトリの卵からIgYを得ることもできます。また、ラクダ、ラマ、アルパカなどの重鎖抗体にも対応しております。大型の動物については準備にお時間がかかる場合がございます。上記以外の動物についてはご相談ください。

【08】 ファースト抗体は複数羽免疫可能ですか?

ファースト抗体は1羽免疫が基本となります。複数羽免疫も可能ではありますが、料金は基本料金×羽数となります。

【09】 持ち込み抗原はどのような状態で送ったら良いですか?

抗原が安定な状態でお送りください。液状の場合は0.4 mg/ml以上の濃度に調製をお願いします。溶媒には特に制限はございませんが、ウレアや界面活性剤が入っている場合は濃度をご連絡ください。ゲル断片も受付可能です。

【10】 持ち込み抗原はどんなものでも可能ですか?

安全性確認の確認が取れるものに限らせていただきます。ご注文の前にご確認させていただきます。また、合成ペプチドについては受け入れ検査をパスしたものに限らせていただきます。

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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