« 「SignalChem社 活性型 キナーゼ」トップへ
DYRK3(二重特異性チロシン(Y)リン酸化調節キナーゼ3)は二重特異性タンパク質キナーゼのDYRKファミリーに属し、セリン/スレオニンおよびチロシン残基における自己リン酸化を触媒する。DYRK3は、E.coli においてチロシン自己リン酸化を受ける際に発現し、in vitro においてヒストンH3とH2Bのリン酸化を触媒する。DYRK3はカベオラサイクルの別々のステップを制御し、また、SIRT1のリン酸化と活性化を通じて細胞生存を促進する。DYRK3はSIRT1のThr(522)を直接リン酸化し、p53の脱リン酸化を促進する。