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クロマチン免疫沈降(ChIP)

クロマチン免疫沈降法(chromatin immunoprecipitation: ChIP)とは、ホルマリンでDNAとヒストンなどのDNA結合タンパク質を架橋した後、超音波処理により可溶性のクロマチンにし、これ をアセチル化ヒストンや転写因子に対する抗体で免疫沈降するものです。免疫沈降物からDNAを精製し、PCR法にて目的とするDNA領域がどれだけ濃縮されているかを解析します。これにより、内在性のクロマチン領域にどれだけアセチル化されたヒストンや転写因子が結合しているかを調べることができます。ChIPは、このような利点からレポーター法やゲルシフト法と並んで、転写制御機構の解析において非常にポピュラーな方法となっています。

京都大学ウイルス研究所 生体応答学研究部門 生体防御研究分野 教授 生田 宏一 先生の総説
総説:エピジェネティクス epigenetics - ヒストン修飾とクロマチン構造変換による転写− より抜粋
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エピジェネティクス解析技術

コスモ・バイオが取り扱うエピジェネティクス研究関連製品の特集です。
ヒストン修飾検出法、阻害剤、NGSを用いた検出に分けて掲載しました。

ヒストン修飾検出法

ヒストン関連抗体

ヒストン・核タンパク質・DNA の抽出キット

ヒストンペプチドアレイ

ChIPキット

クロマチンの断片化

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エピジェネティクス修飾と標的とする阻害剤

DNAメチル化酵素阻害剤

HAT 阻害剤

HDAC/SIRT阻害剤・関連化合物

アルギニン&リシン メチル化酵素阻害剤

脱メチル化酵素阻害剤

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NGSを用いたDNAメチル化解析法

Bisulfite-seq

  • NEXTflex™ Bisulfite-Seq キット(Illumina 社対応)

Methyl-seq

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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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