FLUOR DE LYS®(Fluorescent deacetylation of lysine)アッセイシステムは、脱アセチル化活性を簡便に測定できるように開発されました。
精製済酵素や酵素複合体、細胞溶解液、細胞といった脱アセチル化酵素活性ソースにより、FLUOR DE LYS® 基質が脱アセチル化されると、基質は感光性を持ち、FLUOR DE LYS® ディベロッパーで処理をするとフルオロフォア(蛍光体)が生成され、蛍光を発します(図)。本アッセイはクラスI、IIb、IV HDACs、Sirtuins に互換性があります。
またキットで用いられている基質は p53 やヒストンで確認されたアセチル化部位をベースに作製されています。FLUOR DE LYS® 基質(品番: BML-KI104-0001)は細胞透過性があり、細胞ベースで HDAC 活性(品番: BML-AK503-0001)を決定することができます。
このシステムはENZ社で扱っている HDAC・Sirtuin 検出キットのベースになっています。