Gaussia ルシフェラーゼ（GLuc）プロモータークローン GLuc-ON™ Promoter Reporter Clone

20,000種類以上のヒトプロモーター活性を検出！デュアルレポーター設計により、サンプル間比較可能！

GeneCopoeia（ジーンコピア）社では、ヒト（約20,000クローン）およびマウス（約18,000クローン）遺伝子のプロモーター活性を解析できるよう、Gaussia ルシフェラーゼ（GLuc）をレポーターとして組み入れたプロモーターレポータークローンをご用意しています。

GeneCopoeia（ジーンコピア）社 GLuc-ON™ プロモーターレポータークローンは、生細胞から安定的に分泌されるGaussia ルシフェラーゼ（GLuc） をレポーターとして使用し、プロモーターの活性を検出することができます。

図1. プロモータークローンは、1.2 〜 1.5 kb のインサートを持ち、この配列は、遺伝子の転写開始点から200bpの下流領域と約1.5kb の上流領域の配列に相当します。シスエンハンサーエレメントはクローニング配列内に存在することが予想され、レポーターアッセイで検出されるルシフェラーゼ活性が、実際のプロモーター調節を反映すると考えられます。

原理

図2. GLuc-ON™ プロモーターレポータークローンの原理

• 生細胞アッセイ
  ：GLucは分泌型ルシフェラーゼのため、細胞の溶解操作は不要です。
• デュアルレポーターシステム
  ：分泌型のGLuc とSEAP をレポーターとして採用。トランスフェクションの正規化によりサンプル間の比較が可能。
• 高感度
  ：GLuc は、firefly やRenilla ルシフェラーゼと比較して1,000倍高感度。
• 高品質&便利なフォーマット
  ：全てのプロモータークローンは配列確認済み、すぐにトランスフェクション可能。
• 迅速アッセイ
  ：迅速で実際の活性に近い値が得られます。
• ハイスループット対応
  ：パスウェイ研究にも最適、多数のサンプルを処理可能。

【Gaussiaルシフェラーゼ】
改良したGLuc（mGLuc） をレポーター遺伝子を用いていますので、極めて安定したシグナルが得られます。ヒト化野生型GLuc（wtGLuc） で観察されるシグナルの早期減衰を改善します。


図3.　mGLuc（青線） とwtGLuc（赤線） のシグナルの安定性
左：安定剤入りアッセイバッファー
右：通常のアッセイバッファー（Secrete-Pair™ dual luminescence assay kit 使用）


【デュアルレポーターシステム】
2種類のレポーター遺伝子を持つベクターをご用意しています。2つめの分泌性アルカリフォスファターゼ（SEAP） レポーターは、内部標準としてご利用いただけ、トランスフェクションの正規化が行えますので、正確なサンプル間比較が可能です。


図4.　H1B1B とHEK293T 細胞における正規化済プロモーター活性
Dual-reporter promoter clones またはコントロールを2つの細胞系にduplicate にトランスフェクション。サンプルはトランスフェクション24 時間後（HEK293T） あるいは48 時間後（H1B1B） に分析。NEG（プロモーター配列不含）とEMPTY（ 空ベクター）はネガティブコントロールとして使用。

8種類のベクターをご用意しています。実験にあわせてお好みのベクターをお選びください。

*SEAP発現ベクター(品番：SEAP-PA01)を別途ご利用いただけます。

【商品検索方法】
ジーンコピア社ホームページ上のGLuc-ON™ Promoter Reporter Clones 紹介ページ
(https://www.genecopoeia.com/product/promoter-reporter-clones/) を開きます。

”Search Clone”のアイコンをクリックし、検索ページを開きます。

■キーワード検索
[1] ご希望の分野を選択します。
[2] gene symbol、aliases、description、nucleotide accession、Entrez gene ID、カタログ/ 製品I D、specific field、homology 検索等のキーワードで検索できます。
右の "Search"ボタンを押すと検索が開始され、品番が表示されます。
希望販売価格はご照会ください。

※  表示価格について