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研究用

ヒト血清と血漿中のCRP検出に最適 C反応性タンパク質(CRP)ELISA キット

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ヒト血清と血漿中のCRP検出に最適なCRP測定ELISAです。

背景

CRP (C反応性タンパク質) は主に肝臓で合成される急性期タンパク質です。IL-6 が合成を仲介し、およそ120,000 Da のペンタマーを形成します。健常人のCRP血清濃度は 5 mg/mL 程度です。このタンパク質は胎児及び新生児でも産生され、胎盤関門を通過しないので、新生児敗血症の早期発見に有用です。 熱性フェノエナ、白血球数および赤血球沈降速度 (ESR) は誤った解釈を招く恐れがあるため、急性炎症および組織壊死マーカーとしては、定量的CRP測定が好まれます。急性炎症の場合、6時間以内にCRPレベルは上昇し始めます。CRPの血清濃度は感染性・非感染性炎症、組織損傷、ネクローシス、悪性腫瘍のいずれの場合でも急激に上昇します。慢性関節リウマチ、強直性脊椎炎、ライター症候群、乾癬性関節症、全身性エリテマトーデス、多発性動脈炎、潰瘍性大腸炎およびクローン病などの炎症性疾患の活動期にも存在します。肺癌、胃癌、結腸癌、乳癌、前立腺癌、膵臓癌、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、リンパ肉腫などの広範囲にわたる悪性疾患は、腫瘍細胞の浸潤による組織損傷から高レベルのCRPを引き起こします。 したがって、CRP は悪性腫瘍のモニタリングにも有用視されています。CRP の生物学的半減期はわずか24時間なので、炎症プロセス活動と正確に一致します。また CRP濃度は ESR または他の急性期パラメータよりもはるかに早く減少しますので、抗生物質による細菌疾患治療のモニタリングに有用です。骨髄移植および臓器移植後の初期および後期での CRP測定は、移植された免疫抑制患者の感染症管理に特に有用です。

特長

  • アッセイ時間:70分
  • 感度:<1μ/ml
  • 測定範囲:5〜100μg/ml
  • サンプル量:100μl /well

構成内容

  • 洗浄バッファー(×20)
  • サンプル希釈バッファー(×5)
  • スタンダード溶液
  • コンジュゲイト
  • TMB
  • 停止溶液
  • 接着カバー
  • コート済み12マイクロタイターストリップ

スタンダード

表1 HumanCRPELISAキットの検量線
スタンダード濃度(μg/ml) O.D.値
10.0 2.018
5.0 1.301
2.5 0.821
0.5 0.240
0.0 0.019

Human CRP 測定ELISAキット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
CRP ELISA kit, Human詳細データ HCB HK358 1*96 WELL
販売終了
High Sensitive (HS) CRP ELISA, Human詳細データ HCB HK369 1*96 WELL
販売終了
Hycult Biotech(ハイカルト)社 製品のご紹介

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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