顕微鏡観察は、結露のないクリアな視野で
ひえない結露防止ガラスプレート (HIENAI Glass Plate for Multiwell-plate)

培養プレートを温めて、プレートのフタの結露を防ぐガラスプレートです。
高い光透過性と透明度を持ち、光学的歪みがほぼなく、顕微鏡観察に適しています。素材、および厚みは熱が逃げにくいように工夫されています。

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37℃のインキュベーターから細胞培養マルチウェルプレートを取り出し、室温で顕微鏡観察すると、細胞培養マルチウェルプレートのフタがすぐ曇りはじめます。十分に37℃に温めたHIENAI Glass Plate をいつもの培養プレートに載せるだけで、顕微鏡観察中のフタの結露を防ぎます。

10 分間程度※の観察であればHIENAI Glass Plate 1 枚で十分に効果を発揮します。もし長時間観察したい場合は、HIENAI Glass Plate を差し替えることで継続して観察ができますので大変便利です。

※室温（20-25℃）で顕微鏡観察した場合

• マルチウェル培養プレートの上に置いてそのままインキュベーターに入れるだけ
• １枚で10分間の観察・撮影が可能
• 透明度が高く、蓄熱性が高いガラスを使用
• 熱が逃げにくい素材と厚み

• 外寸：79.8 mm x 122 mm、厚み 3.3 mm
• 材質：テンパックス
• 包装/ケース：1 枚 または 2 枚 ( プラスチックケース入り )
• 原産国：日本

【37℃ CO₂ インキュベーターを使用して保温する場合】

（１）付属のケースからHIENAI Glass Plate を取り出し、１時間以上※保温してください。
（２）観察する細胞培養マルチウェルプレートの上に置いて、保温することも可能です。
（３）観察後は、エタノールなどで汚れを取り、消毒をしてからインキュベーターに入れてください。
※インキュベーター装置により、HIENAI Glass Plate が十分に保温される時間は異なります。保温時間は、細胞培養マルチウェルプレートのフタの上にHIENAI Glass Plate を置き、10 分間結露が防止されることを目安に設定してください。

【HIENAI Plate Warmer（品番：PWGX42、Glass plate 専用 、42℃）を使用して保温する場合】

（１）付属のケースからHIENAI Glass Plate を取り出し、30 分間以上保温してください。
（２）以下、37℃ CO₂ インキュベーター使用の場合と同じです。

【培養プレートを結露させない場合】

37℃に温めた培養プレートの上に、十分に温めたHIENAI Glass Plate を載せてそのまま観察してください(図2)。

図2. (左) HIENAI Glass Plate 無し：インキュベーターから取り出して数分で結露が生じる。(右) HIENAI Glass Plate 有り：結露が無く、クリアな観察が可能

【結露が生じた培養容器 (プレート / フラスコ) の結露を取りたい場合】

十分に温めたHIENAI Glass Plate(図3) を培養容器に載せていただくことで、曇りが取れます(図4)。
※ HIENAI Plate Warmer（品番：PWGX42、Glass plate 専用、42℃）で保温すると、曇りが早く取れます。

図3

図4

• HIENAI Mat 01R （ヒエナイマット 01R）

• 培地交換時の温度低下を防ぐアルミブロック保温装置 HIENAI（ひえない）シリーズ

• モバイルバッテリー駆動アルミ保温装置　HIENAI BOX01

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