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記事ID : 13456
研究用

お手頃価格のiPS 細胞成長因子(BDNF,FGFb,Activin A,EGF,BMP,BMP4,SHH,TGF-β) iPS細胞成長因子(iPSC Growth Factors)

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成長因子(Growth factors)とサイトカイン(cytokines)は、胚発生、組織修復、および細胞間コミュニケーションの調節に関与する重要なシグナル伝達分子です。幹細胞の生存、自己複製、分化、脱分化において決定的な働きをする多数の成長因子が同定されています。幹細胞培養は、幹細胞の自己複製能維持および細胞系列特異的分化誘導のシグナル伝達経路を調節する成長因子の組み合わせに大きく依存します。

Applied Biological Materials(アプライドバイオロジカルマテリアル/APB)社では、iPS細胞の分化にご利用いただける高品質な成長因子およびサイトカインをラインアップしています。APB社の成長因子タンパク質は、生物活性、純度、凍結融解安定性が高くさらに構造均一性を高く保つためのQCを行っています。他のタンパク質のコンタミネーションを抑え、すべての幹細胞プロジェクトで再現性のある結果を得ることができます。

ヒト 成長因子

• 一般成長因子(General Growth Factors)

• 心臓成長因子(Cardiac Growth Factors)

• 神経成長因子(Neural Growth Factors)

マウス 成長因子

• 一般成長因子(General Growth Factors)

• 神経成長因子(Neural Growth Factors)


各成長因子の詳細は以下をご参照ください。

iPS細胞 ヒト成長因子

ヒト

一般成長因子(BDNF/10ug | FGFb/50ug | Activin A/10ug | EGF/500ug)

General Growth Factors
成長因子名 品番 品名 包装 価格
  成長因子詳細情報
BDNF Z100065 Recombinant Human BDNF 10 UG 参照
  BDNFとは、中枢神経系のニューロンにおいて同定された因子で、主に海馬、皮質、および前脳基底のシナプスで発現します。その生物学的活性は、trkファミリーに属するチロシン特異的プロテインキナーゼ受容体によって媒介されます。BDNFは、gp140trk受容体 (NGFが高い親和性で結合する受容体) には弱く結合し、LNGFRとして知られるNGF受容体に結合します。また、一次感覚ニューロンおよび網膜神経節生存を選択的にサポートし、in vitroでは特定のコリン作動性ニューロンおよびドーパミン作動性ニューロンの生存と分化をサポートします。交感神経節には作用しないと考えられていますが、海馬および皮質に位置する中枢神経系の特定のニューロンにおけるBDNFの合成は、神経活動の正(グルタミン酸伝達系)または負(GABA伝達系)の影響を受けます。
FGFb Z101455 Recombinant Human FGF2 50 UG 参照
  Basic Fibroblast Growth Factor (FGFb)とは、中胚葉および神経外胚葉由来のほぼすべての組織とこれらの組織由来の腫瘍において発現する因子で、内皮細胞から大量に産生されます。ある種のbFGFは内皮細胞下の細胞外マトリックスと関連しています。多くの細胞は、一時的にFGFbを発現し、生物学的に不活性な状態で貯蔵します。FGFbが細胞によって放出されるメカニズムはわかっていませんが、組織損傷後の炎症プロセスにおいて放出されることが知られています。FGF受容体は、細胞の増殖と分化に関連するさまざまな発達プロセスおよび生理学的プロセスで重要なシグナルを伝達する少なくとも4つの受容体型チロシンキナーゼからなる遺伝子ファミリーにコードされています。bFGFは、線維芽細胞、筋芽細胞、骨芽細胞、神経細胞、内皮細胞、ケラチノサイト、軟骨細胞、および多くの他の細胞の増殖を刺激します。
Activin A Z101665 Recombinant Human Activin A (INHBA) 10 UG 参照
  インヒビン/アクチビンは、サブユニット構造依存的に、視床下部ホルモンや下垂体ホルモン、性腺ホルモンの分泌、生殖細胞の発達および成熟、赤血球分化、インスリン分泌、神経細胞の生存、胚軸発生および骨成長などの多様な機能調節に関与する因子です。アクチビンAは、アクチビンI型受容体の2形態(RI-AおよびRI-B)およびアクチビンII型受容体の2形態(RII-A およびRII-B)に特異的に結合するジスルフィド結合ホモ二量体です。アクチビンAの生物学的活性は、インヒビンや拡散性のTGF-βアンタゴニストであるフォリスタチン(follistatin)で中和することができます。
EGF Z100135 Recombinant Human EGF 500ug 参照
  Epidermal growth factor(EGF)とは、正常細胞の増殖、腫瘍形成、および創傷治癒などのメカニズムに関与すると考えられている分裂促進性の低分子タンパク質です。EGFタンパク質は、EGF 受容体部位に拮抗するヒトα型トランスフォーミング成長因子(hTGF alpha)と、配列および機能において高い相同性を示します。EGF受容体は、ほとんどすべての組織で発現する一方、壁側内胚葉、成熟骨格筋、および造血組織では発現しません。HER1と呼ばれるEGF受容体は、1186アミノ酸/170 kDa の膜貫通型の糖タンパク質です。細胞外受容体ドメインは、グリコシル化アスパラギン11残基とシステイン51残基を含むアミノ酸621残基で構成されています。このドメインは、EGF結合部位が含まれており、哺乳動物TGF-αに特異的に結合します。
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心臓成長因子(BMP2/10ug | BMP4/10ug | Activin A/10ug)

Cardiac Growth Factors
成長因子名 品番 品名 包装 価格
  成長因子詳細情報
BMP2 Z100085 Recombinant Human BMP2 10 UG 参照
  BMPsは、骨形成を開始する前に、間葉系細胞を軟骨細胞と骨芽細胞に分化誘導させるように作用するタンパク質です。骨折部位に隣接した箇所だけではなく異所性の箇所においても、軟骨形成細胞と骨形成細胞分化を促進します。BMPのいくつかは、骨芽細胞におけるアルカリホスファターゼおよびコラーゲンの合成を誘導します。また、筋原性分化を抑制すると同時に、骨芽細胞に直接作用してそれらの成熟を促進します。他のBMPは、線維芽細胞から軟骨細胞への変換を促進し、非骨原性細胞型における骨芽細胞表現型の発現を誘導します。受容体といくつかのBMPタンパク質との結合後に起こる細胞シグナル伝達は、SMADタンパク質の作用が関与していることが示されています。野生型のBMP-2は、2つの異なる結合エピトープを介して、BMP-2細胞受容体に結合します。大きなエピトープ1は、BMPR-IA受容体に対して強く結合し、比較的小さいエピトープ2は、BMPR -II受容体に弱く結合します。
BMP4 Z100105 Recombinant Human BMP4 10 UG 参照
  BMPsは、骨形成を開始する前に、間葉系細胞を軟骨細胞と骨芽細胞に分化誘導させるように作用するタンパク質です。BMPsは、骨折部位に隣接した箇所だけではなく異所性の箇所においても、軟骨形成細胞と骨形成細胞分化を促進します。それらのタンパク質のいくつかは、骨芽細胞におけるアルカリホスファターゼおよびコラーゲンの合成を誘導します。いくつかのBMPは、筋原性分化を抑制すると同時に、骨芽細胞に直接作用してそれらの成熟を促進します。他のBMPは、線維芽細胞から軟骨細胞への変換を促進し、非骨原性細胞型における骨芽細胞表現型の発現を誘導します。受容体といくつかのBMPタンパク質との結合後に起こる細胞シグナル伝達は、SMADタンパク質の作用が関与していることが示されています。BMP4およびBMP7はまた、交感神経ニューロンの分化に関与することが知られています。BMP4は、主に肺、腎臓、正常および腫瘍性前立腺組織、前立腺がん細胞株で発現するジスルフィド結合ホモ二量体です。
Activin A Z101665 Recombinant Human Activin A (INHBA) 10 UG 参照
  インヒビン/アクチビンは、サブユニット構造依存的に、視床下部ホルモンや下垂体ホルモン、性腺ホルモンの分泌、生殖細胞の発達および成熟、赤血球分化、インスリン分泌、神経細胞の生存、胚軸発生および骨成長などの多様な機能調節に関与する因子です。アクチビンAは、アクチビンI型受容体の2形態(RI-AおよびRI-B)およびアクチビンII型受容体の2形態(RII-A およびRII-B)に特異的に結合するジスルフィド結合ホモ二量体です。アクチビンAの生物学的活性は、インヒビンや拡散性のTGF-βアンタゴニストであるフォリスタチン(follistatin)で中和することができます。
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神経成長因子(FGFb/50ug | Noggin/20ug・50ug | SHH/30ug)

Neural Growth Factors
成長因子名 品番 品名 包装 価格
  成長因子詳細情報
FGFb Z101455 Recombinant Human FGF2 50 UG 参照
  Basic Fibroblast Growth Factor (FGFb)とは、中胚葉および神経外胚葉由来のほぼすべての組織とこれらの組織由来の腫瘍において発現する因子です。FGFbは、内皮細胞から大量に産生されます。ある種のbFGFは内皮細胞下の細胞外マトリックスと関連しています。多くの細胞は、一時的にFGFbを発現し、生物学的に不活性な状態で貯蔵します。FGFbが細胞によって放出されるメカニズムは知られていませんが、組織損傷後の炎症プロセスにおいて放出されることがわかっています。FGF受容体は、細胞の増殖と分化に関連するさまざまな発達プロセスおよび生理学的プロセスで重要なシグナルを伝達する少なくとも4つの受容体型チロシンキナーゼからなる遺伝子ファミリーにコードされています。bFGFは、線維芽細胞、筋芽細胞、骨芽細胞、神経細胞、内皮細胞、ケラチノサイト、軟骨細胞、および多くの他の細胞の増殖を刺激します。
Noggin Z100925 Recombinant Human Noggin (NOG) 20 UG 参照
Z101355 Recombinant Human Noggin (NOG) 50 UG 参照
  Noggin(ノギン)とは、TGF-βファミリー(BMPs)リガンドに結合し、シグナル伝達受容体へのアクセスを阻害することによって活性を調節する分泌性のホモ二量体糖タンパク質です。成熟ヒトノギンタンパク質には、N末端酸性領域、中央の塩基性ヘパリン結合セグメント領域およびC末端システインノット構造が含まれています。ノギンは、BMPsによって結合の親和性が異なり、骨格発達の間に特定のBMPsのアンタゴニストとして働きます。ノギンは、成人の中枢神経系ならびに、肺、骨格筋、および皮膚などの末梢組織の限定された領域で発現します。
SHH Z101675 Recombinant Human SHH 30 UG 参照
  ヘッジホッグファミリーのメンバーは、動物界全体に広く分布する保存性の高いタンパク質です。3つの既知の哺乳類ヘッジホッグタンパク質;ソニック(Sonic hedgehog, SHH)、デザート(Desert Hedgehog, DHH)、インディアン(Indian Hedgehog, IHH)ヘッジホグは、配列および構造で高い同一性を示します。SHHは、特に胎児の腸、肝臓、肺および腎臓において発現することが知られています。組換えヒトSHHは、すべての既知のシグナル伝達能力を保持し、N末製品(Cys24をIle-Val-Ile配列で置換したN末端ドメイン)があります。
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iPS細胞 マウス成長因子

マウス

一般成長因子(EGF/500ug)

General Growth Factors
成長因子名 品番 品名 包装 価格
  成長因子詳細情報
EGF Z200025 Recombinant Mouse EGF 500 UG 参照
  Epidermal growth factor(EGF)とは、正常細胞の増殖、腫瘍形成、および創傷治癒などのメカニズムに関与すると考えられている分裂促進性の低分子タンパク質です。EGFタンパク質は、EGF 受容体部位に拮抗するヒトα型トランスフォーミング成長因子(hTGF alpha)と、配列および機能において高い相同性を示します。EGF受容体は、ほとんどすべての組織で発現する一方、壁側内胚葉、成熟骨格筋、および造血組織では発現しません。HER1と呼ばれるEGF受容体は、1186アミノ酸/170 kDa の膜貫通型の糖タンパク質です。細胞外受容体ドメインは、 グリコシル化アスパラギン11残基とシステイン51残基を含むアミノ酸621残基で構成されています。このドメインは、EGF結合部位が含まれており、哺乳動物TGF -αに特異的に結合します。
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神経成長因子(FGFb/50ug | Noggin/20ug | SHH/5ug・25ug)

Neural Growth Factors
成長因子名 品番 品名 包装 価格
  成長因子詳細情報
FGFb Z200015 Recombinant Mouse EGF 50ug 参照
  Basic Fibroblast Growth Factor (FGFb)とは、中胚葉および神経外胚葉由来のほぼすべての組織とこれらの組織由来の腫瘍において発現する因子です。FGFbは、内皮細胞から大量に産生されます。ある種のbFGFは内皮細胞下の細胞外マトリックスと関連しています。多くの細胞は、一時的にFGFbを発現し、生物学的に不活性な状態で貯蔵します。FGFbが細胞によって放出されるメカニズムは知られていませんが、組織損傷後の炎症プロセスにおいて放出されることがわかっています。FGF受容体は、細胞の増殖と分化に関連するさまざまな発達プロセスおよび生理学的プロセスで重要なシグナルを伝達する少なくとも4つの受容体型チロシンキナーゼからなる遺伝子ファミリーにコードされています。bFGFは、線維芽細胞、筋芽細胞、骨芽細胞、神経細胞、内皮細胞、ケラチノサイト、軟骨細胞、および多くの他の細胞の増殖を刺激します。
Noggin Z200235 Recombinant Mouse Noggin (NOG) 20 μg 参照
  Noggin(ノギン)とは、TGF-βファミリー(BMPs)リガンドに結合し、シグナル伝達受容体へのアクセスを阻害することによって活性を調節する分泌性のホモ二量体糖タンパク質です。成熟ヒトノギンタンパク質には、N末端酸性領域、中央の塩基性ヘパリン結合セグメント領域およびC末端システインノット構造が含まれています。ノギンは、BMPsによって結合の親和性が異なり、骨格発達の間に特定のBMPsのアンタゴニストとして働きます。ノギンは、成人の中枢神経系ならびに、肺、骨格筋、および皮膚などの末梢組織の限定された領域で発現します。マウスにおけるノギンの欠失は、骨格系の形成異常および胎生致死に至ることで知られる一方、ノギンを過剰発現した成熟骨芽細胞は、重度の骨粗しょう症と関連します。
SHH G404-5 Sonic Hedgehog [SHH] (Recombinant) 5 μg 参照
G404-25 Sonic Hedgehog [SHH] (Recombinant) 25 μg 参照
  大腸菌で産生されたマウスソニックヘッジホッグ組み換えタンパク質は、176アミノ酸・分子量19.8 kDaを含む、非グリコシル化ポリペプチド一本鎖です。マウスソニックヘッジホッグは、ヒト遺伝子と99%相同で、25位のシステインがイソロイシンで置換されています。ソニックヘッジホッグは、独自のクロマトグラフィー技術によって精製されています。
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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