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インターロイキン1受容体随伴性キナーゼ2(IRAK2)は、Toll様受容体(TLRs)の重要な下流シグナル伝達成分である。IRAKsは当初IL-1のシグナル伝達因子と考えられていたが、その後、Toll/IL-1受容体ファミリーの他のメンバーのシグナル伝達に関与すると考えられている。インターロイキン1受容体(IL-1R)シグナル伝達経路は哺乳動物においてNFκBの活性化を導く。これまで4種の哺乳類のIRAKs(IRAK-1,IRAK-2,IRAK-4,IRAK-M)が同定されている。IRAK2はさらなるIL-1誘導型炎症の治療標的になりうると考えられている。