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記事ID : 15135
研究用

アクチン、COX-4、GAPDH、ラミンB1、PCNA、チューブリン、TBP、VDCA1/Porinウェスタンブロット ローディングコントロール抗体

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ウェスタンブロットで使用できるローディングコントロール抗体(アクチン、COX-4、GAPDH、ラミンB1、PCNA、チューブリン、TBP、VDCA1/Porin)です。

国内在庫ありお求めやすい¥29,000 ワークする抗体

使用目的

内在性コントロール(内部標準)は、正確な実験には不可欠であり、特にウェスタンブロット法で異なる実験条件下のタンパク質量を半定量(比較定量)するためには、このようなコントロールが必須です。

内在性コントロールは、ウェスタンブロットの結果が妥当であることを示すために必要であり、コントロール量が増加/減少した場合は、実験操作に問題があることを確認できます。内在性コントロール(発現量が一定で普遍的に存在するタンパク質)は、通常、標的タンパク質の一次検出を行った後に検出します。このステップにより、結果を標準化し、SDS-PAGE のローディングやウェスタンブロットのトランスファー中に起こるサンプルの損失などのエラーを正常化することができます。

ウェスタンブロットにおけるローディングコントロールの候補となるのは、通常、高いレベルで恒常的に発現しているタンパク質であり、使用する組織や細胞の種類、また、それをどのように扱うかに関わらず、実験を通して発現量が一定であることが必要です。このことから、ローディングコントロールの候補は、慎重に選択する必要があります。代表的なローディングコントロールである β-アクチンや α-チューブリンであっても、実験の条件によっては影響を受ける可能性があります。(選択した実験方法が、ローディングコントロールに影響を与えないことを再度確認してください。)

ローディングコントロール抗体 ラインアップ

内部標準タンパク質 タイプ 分子量
アクチン 全細胞/細胞質 〜42kDa
COX-4 ミトコンドリア 17kDa
GAPDH(グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ) 全細胞/細胞質 36kDa
ラミンB1 66kDa
PCNA(増殖細胞核抗原) 36kDa
チューブリン 全細胞/細胞質 50-55kDa
TBP(TATA 結合タンパク質) 38kDa
VDCA1/Porin(電位依存性アニオンチャネルタンパク質1) ミトコンドリア 31kDa

下記、ローディングコントロール抗体のターゲットとなる内部標準タンパク質のバックグラウンド情報をご紹介しております。
最適なコントロールの選択にご利用ください。

アクチン抗体

タイプ 全細胞/細胞質
分子量 〜42kDa
 

アクチンの6種類のアイソフォームは、3種類の主要なアイソフォームグループ、α、β、γからなる、高度に保存された球状タンパク質のファミリーを構成しています。αアクチン(αC1、α1、α2)は、筋組織における収縮装置の主要な構成成分です。β、γ1、γ2アクチンは、ほぼすべての細胞に発現しており、細胞輸送、構造保全、細胞運動のメディエーターとして、細胞骨格に不可欠です。また、アクチンは、代表的な真核細胞において最も豊富なタンパク質であり、細胞によっては全タンパク質の約 15% を占めています。アクチンはウェスタンブロット実験における内部標準として、広く使用されています。

 

Proteintech 社のポリクローナル ACTB 抗体(品番: 20536-1-AP)は、β-アクチンタンパク質抗原(アミノ酸 14-167)を使用して作製した、全ての形状のアクチンを認識する pan-アクチン抗体です。全てのアクチンアイソフォームを認識する β-アクチン抗体は、多くの研究で使用されています。しかし、骨格筋サンプルを使用する研究や、細胞増殖の変化 または 細胞外マトリックスとの相互作用の変化を見る実験では、別のローディングコントロールの方が適している場合があります。

 

複数の細胞株及び組織ライセート中の ACTB ウェスタンブロット解析。
(画像はクリックで拡大されます)

図1. 複数の細胞株及び組織ライセート中の ACTB ウェスタンブロット解析。抗βアクチンマウスモノクローナル抗体(品番: 60008-1-Ig、1:5000 希釈)を使用した。

 

HeLa 細胞ライセート(10 ug/レーン)を SDS-PAGE で分離し、様々な倍率で希釈した抗 ACTB 抗体(品番: 20536-1-AP)でアクチンを検出した。
(画像はクリックで拡大されます)

図2. HeLa 細胞ライセート(10 ug/レーン)を SDS-PAGE で分離し、様々な倍率で希釈した抗 ACTB 抗体(品番: 20536-1-AP)でアクチンを検出した。
(左から右に)1:500、1:1,000、1:2,000、1:4,000

 

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti β Actin, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

20536-1-AP

150 UL
¥29,000

Anti β Actin, Human (Mouse) Unlabeled, 7D2C10詳細データ

PGI

60008-1-IG

150 UL
¥29,000

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品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti β Actin, Human (Mouse) Horseradish Peroxidase詳細データ

PGI

HRP-60008

100 UL
¥29,000

Anti ACTA1-Specific, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

17521-1-AP

150 UL
¥64,000

Anti α SMA-specific, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

55135-1-AP

150 UL
¥64,000
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COX-4 抗体

タイプ ミトコンドリア
分子量 17kDa
 

COX-4 又は COXIV(シトクロムCオキシダーゼのサブユニットIV)は、ヒトミトコンドリア呼吸鎖酵素の一つであるシトクロムCオキシダーゼ(COX)の、核ゲノムにコードされたサブユニットです。COX-4 サブユニットには、2種類のアイソフォーム(COX4I1、COX4I2)が存在します。COX4I1 は、全ての組織に普遍的に発現していますが、COX4I2 は肺特異的です。高レベルに発現していることから、COX4I1 は、ミトコンドリアタンパク質の有効なローディングコントロールとして、一般的に使用されています。しかし、このタンパク質をウェスタンブロットに使用する場合、少し注意が必要です。SDS-PAGE において、同じ 17kDa で泳動されるタンパク質が多く存在するからです(目的のバンドに重ならないことを確認してください)。また、実験操作が発現量に影響を与えないことを再度確認してください。代替となるミトコンドリアタンパク質ローディングコントロールは、VDAC1を参照してください。

 

Proteintech 社の COX4I1 抗体(品番: 11242-1-AP)は、COX4I1全タンパク質抗原(アミノ酸 1–169)に対して作製されており、COX4I1 及び COX4I2 を認識します。

 

マウス骨格筋全組織ライセートの COXVI 免疫沈降。
(画像はクリックで拡大されます)

図3. マウス骨格筋全組織ライセートの COXVI 免疫沈降。COXVI 抗体(品番: 11242-1-AP)を使用した。

 

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti COXIV, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

11242-1-AP

150 UL
¥29,000

Anti COX4I2, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

11463-1-AP

150 UL
¥29,000
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GAPDH 抗体

タイプ 全細胞/細胞質
分子量 36kDa
 

グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPDH)は、解糖系の第6段階を触媒します。また、転写、RNA の結合と輸送、DNA の複製と修復、アポトーシスなどの核内イベントにも関与しています。ほとんどの組織や細胞において一定量発現している、ハウスキーピング遺伝子・タンパク質の一つです。そのため、GAPDH はウェスタンブロットにおけるローディングコントロールや、RT-PCR 用の内部標準として、通常使用されます。しかし、GAPDH の発現量は組織によって異なるため、コントロールとして選択する前に、実験に適しているか考慮する必要があります。低酸素症や糖尿病のような生理学的要因によって、特定の細胞や組織で GAPDH 発現が増加することに注意してください。

 

Proteintech 社では、ヒト由来の全タンパク質抗原(アミノ酸 1-335)に対して作製された、モノクローナル GAPDH(品番: 60004-1-Ig)及びポリクローナル GAPDH(10494-1-AP)をご提供しております。

 

HeLa 細胞ライセートのウェスタンブロット。
(画像はクリックで拡大されます)

図4. HeLa 細胞ライセートのウェスタンブロット。様々な倍率で希釈した抗 GAPDH 抗体(品番: 10494-1-AP)を使用した。
(左から右に) 1:2000、1:4000、1:8000、1:16000

 

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti GAPDH, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

10494-1-AP

150 UL
¥29,000

Anti GAPDH, Human (Mouse) Unlabeled, 1E6D9詳細データ

PGI

60004-1-IG

150 UL
¥29,000

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品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti GAPDH, Human (Mouse) Horseradish Peroxidase詳細データ

PGI

HRP-60004

100 UL
¥29,000
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ラミンB1 抗体

タイプ
分子量 66kDa
 

ラミンは、核膜を裏打ちする高密度な線維状構造である、核ラミナの主要な成分です。ラミンは、核の構造保全、輸送の制御、クロマチンとの相互作用、遺伝子発現において、重要な役割を果たしています。脊椎動物のラミンは、A、Bの2種類が存在します。LMNB1 遺伝子は、2種類のBタイプタンパク質の1つであるラミンB1をコードしており、核分画のローディングコントロールとして使用できます。しかし、核膜が除去されたサンプルには適しません。有糸分裂の際には、ラミナが可逆的に分解され、リン酸化されることに注意してください。 Proteintech 社の LMNB1 抗体(品番: 12987-1-AP)は、タンパク質抗原(アミノ酸 C末端 236〜586)に対して作製されており、ウェスタンブロット、IHC、ELISA、免疫蛍光法で検証済みです。

 

HepG2 細胞におけるラミン B1 の免疫蛍光分析。
(画像はクリックで拡大されます)

図5. HepG2 細胞におけるラミン B1 の免疫蛍光分析。
LMNB1 抗体(品番: 12987-1-AP、1:50 希釈)、FITC標識ロバ抗ウサギ IgG を使用した。

 

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti Lamin B1, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

12987-1-AP

150 UL
¥29,000

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品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti Lamin A/C, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

10298-1-AP

150 UL
¥29,000
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PCNA 抗体

タイプ
分子量 36kDa
 

増殖細胞核抗原(PCNA)は、DNA ポリメラーゼδの活性を促進する因子です。リーディング鎖の伸長の際に、ポリメラーゼのヌクレオチド処理能力を向上させることで、真核生物の DNA 複製の制御に働きます。PCNA タンパク質は、進化を通じて高度に保存されており、ラットとヒトのアミノ酸配列の相違は 261アミノ酸中わずか4つです。従って、PCNA 全タンパク質に対して作製された抗体は、複数の種を認識します。

 

PCNA レベルは、哺乳類細胞では細胞周期の影響を受けません。しかし、PCNA は増殖細胞で高発現しているため、増殖中の細胞におけるローディングコントロールとして使用されます。DNA 損傷経路が活性化されると、PCNA が急速に分解されることから、DNA 損傷を誘導する実験では使用を避けてください。

 

Proteintech 社の PCNA 抗体は、ヒト PCNA の内部領域(アミノ酸 8-256)に対して作製された、ウサギポリクローナル抗体です。

 

HepG2 細胞における PCNA の免疫蛍光分析。
(画像はクリックで拡大されます)

図6. HepG2 細胞における PCNA の免疫蛍光分析。 PCNA 抗体(品番: 10205-2-AP、1:50 希釈)、FITC 標識ロバ抗ウサギ IgG を使用。

 

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti PCNA, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

10205-2-AP

150 UL
¥29,000

Anti PCNA, Human (Mouse) Unlabeled, 10D10E11詳細データ

PGI

60097-1-IG

150 UL
¥29,000
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チューブリン抗体

タイプ 全細胞/細胞質
分子量 50-55kDa
 

チューブリンは、細胞内の主要な輸送ネットワークである微小管の、重要な構成要素です。微小管は、有糸分裂や輸送から、細胞運動や細胞形状の維持まで、様々な細胞の活動に関与しています。安定して高発現しており、種を超えて保存されているため、チューブリンは、ウェスタンブロットにおいて優れた全細胞/細胞質分画のローディングコントロールとなります。しかし、チューブリン発現は、抗生物質及び有糸分裂阻害剤への耐性によって変化する可能性があります。

 

Proteintech 社では、α-チューブリン抗体(品番: 11224-1-AP)や2種類のβ-チューブリン抗体(品番: 10068-1-AP、10094-1-Ap)など、チューブリンサブユニットに対して作製されたポリクローナル抗体をご提供しております。

 

抗チューブリンα抗体(品番: 11224-1-AP、1:1,000 で希釈)を使用した、複数の細胞のウェスタンブロット。
(画像はクリックで拡大されます)

図7. 抗チューブリンα抗体(品番: 11224-1-AP、1:1,000 で希釈)を使用した、複数の細胞のウェスタンブロット。

 

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti α Tubulin, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

11224-1-AP

150 UL
¥29,000

Anti β Tubulin, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

10068-1-AP

150 UL
¥29,000

Anti β Tubulin, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

10094-1-AP

150 UL
¥29,000

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品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti α Tubulin, Human (Mouse) Horseradish Peroxidase詳細データ

PGI

HRP-66031

100 UL
¥29,000

Anti α Tubulin, Human (Mouse) Unlabeled, 1E4C11詳細データ

PGI

66031-1-IG

150 UL
¥29,000
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TBP 抗体

タイプ
分子量 38kDa
 

TATA 結合タンパク質(TBP)は、TATA ボックス(転写開始点の 25-30 bp上流 に存在し、真核生物のプロモーターの約 10〜20% が有する)と呼ばれる DNA 配列に特異的に結合する転写因子です。TBP は、様々な TBP 関連因子と共に、TFIID(RNA ポリメラーゼ II の転写開始前複合体(PIC)の一部を構成する基本転写因子)を構成しています。配列特異的に DNA に結合する RNA PIC の数少ないタンパク質として、RNA ポリメラーゼ II を転写開始点上に配置するために役立ちます。TBP は広く発現が見られますが、精巣と卵巣で高発現しています。TBP は、DNA やその他の核構成要素を除去した実験では、スタンダードとして使用できません。

 

Proteintech 社では、全長 TBP に対して作製された、ポリクローナル抗体をご提供しております。

 

COLO 320 細胞ライセートを SDS-PAGE で分離し、Proteintech 社の抗 TBP 抗体(品番: 22006-1-AP、1:1500 希釈)を使用して、TBP タンパク質をウェスタンブロットで検出した。

図8. COLO 320 細胞ライセートを SDS-PAGE で分離し、Proteintech 社の抗 TBP 抗体(品番: 22006-1-AP、1:1500 希釈)を使用して、TBP タンパク質をウェスタンブロットで検出した。

 

(画像はクリックで拡大されます)

 

 

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti TBP, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

22006-1-AP

150 UL
¥29,000
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VDCA1/Porin 抗体

タイプ ミトコンドリア
分子量 31kDa
 

電位依存性アニオンチャネルタンパク質1(VDAC1)(又は porin 31HM/porin 31HL/plasmalemmal porin とも呼ばれている)は、真核生物のミトコンドリアポリンファミリーで最も広く発現しているアイソフォームです。 ミトコンドリア外膜にチャネルを形成しており、膜電位が低い又はゼロで開状態に、30-40mV 以上で閉状態になります。 VDAC1は、代謝産物をミトコンドリア内外へ拡散させる重要な手段であり、二次的な役割としてアポトーシスシグナル伝達に関与すると考えられています。組織に普遍的に発現していますが、心臓、肝臓、骨格筋組織で発現量が増加します。チンパンジー、イヌ、ウシ、マウス、ラット、ニワトリ、ゼブラフィッシュなどで、種を超えて保存されています。VDAC1 は、全細胞、細胞質、ミトコンドリア抽出物において、ミトコンドリアの適切なローディングコントロールとして使用できます。

 

Proteintech 社では、VDAC1 に対して作製した2種類のウサギポリクローナル抗体(どちらも全タンパク質抗原(VDAC1 アミノ酸残基 1-283)に対して作製)をご提供しております。

 

HEK293 細胞ライセートを SDS-PAGE で分離し、ウエスタンブロットで VDAC1 を検出した。

図9. HEK293 細胞ライセートを SDS-PAGE で分離し、ウエスタンブロットで VDAC1 を検出した。Proteintech 社 VDAC1 抗体(品番: 10866-1-AP、1:1000 希釈)を使用した。

 

(画像はクリックで拡大されます)

 

 

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格

Anti VDAC1/Porin, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

10866-1-AP

150 UL
¥29,000

Anti VDAC1/Porin, Human (Rabbit) Unlabeled詳細データ

PGI

55259-1-AP

150 UL
¥29,000
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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