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MEKK2(分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼ(MAPK)キナーゼキナーゼ2)はJNK/MAPKカスケードにおいて上流に位置する主要な活性化因子である。MEKK2はin vitro においてJNKを活性化する主要なMAPKsであるMKK4やMKK7のリン酸化を媒介する。さらに、MEKK2はIL1依存性で活性化型JUNを免疫沈降する。関節リウマチや変形性関節症滑膜細胞ではMEKK2が高発現していることから、関節炎においてJNK経路の主要な活性化因子であることが示唆される。内在性MEKK2は無刺激細胞のサイトゾルに主に局在化する。