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NDR2(核Dbf2関連タンパク質)はAGCキナーゼファミリーのサブグループに属すセリンスレオニンキナーゼである。NDR2はMobタンパク質により制御され、セリンスレオニンキナーゼ38様(STK38L)としても知られる。NDR2は新規のアポトーシス促進性キナーゼとして作用し、Fas受容体刺激に応答してRASSF1A/MST1により活性化され、アポトーシスを促進する。NDR2は主に神経細胞の分化や成熟における構造プロセス調節に主に関与し、胸腺において高発現がみられる。