« 「SignalChem社 活性型 キナーゼ」トップへ
p38γはp38MAPKファミリーメンバーであり、ストレスに応答して活性化される。p38γ遺伝子は22q13.3にマップされ、筋芽細胞から筋管への分化に際してシグナル伝達因子として作用する。p38γが核や細胞質に強制局在することで、線維芽細胞におけるキナーゼの細胞周期停止誘導能力が著しく減弱する。p38γは、基本的なグルコース取込みを増大させ、DNP-および収縮刺激型のグルコース取込みを減少させるが、骨格筋におけるグルコース輸送体発現に影響を及ぼすことが一部の要因となる。