« 「SignalChem社 活性型 キナーゼ」トップへ
PAK7はPAK5としても知られる新規のヒトPAKファミリーキナーゼであり、N末端にCDC42/Rac1相互作用的結合(CRIB)モチーフをもち、C末端にSte20様キナーゼドメインをもつ。タンパク質キナーゼのp21活性化キナーゼ(PAK)ファミリーは、細胞骨格再編成やアポトーシスといった細胞現象における低分子Gタンパク質Rhoファミリーの作動体かつMAPKシグナル伝達経路の上流に位置する制御因子として、近年非常に注目を集めている。他のPaksと同様に、PAK7は細胞形態、運動性および形質転換の制御に関与すると考えられている。