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PIP5K1C はホスファチジルイノシトール4- リン酸をリン酸化し、ホスファチジルイノシトール-4,5-二リン酸へ変換する。PIP5K1C は シナプスに見られ、エンドサイトーシスや細胞遊走に関与することが知られている。また、PIP5K1C はβ-カテニンと直接反応し、成長 因子刺激の下流でβ-カテニンの活性を増加させ、PIP5K1C 発現とキナーゼ活性はβ-カテニンのリン酸化を促進させ、転写活性を上昇させる。PIP5K1C の欠損は好中球の接着を弱め動員を低減させる。PIP5K1CはRhoA GTPase とインテグリンの活性化を介して接着を制御する。