PIVKA-II 抗体はELISAにご使用いただける抗体ペアです。ビタミンKにより誘導されるタンパク質欠損またはアンタゴニストII(PIVKA-II)は、α-フェトプロテイン(AFP) HCCの腫瘍マーカーと組み合わせて、肝細胞癌(HCC)の診断のための有用なマーカーです。PIVKA-IIおよびAFPの両方を検出するアッセイは、それぞれ94%および98.5%の感度および特異性があります。
背景
PIVKA-IIは、肝臓で合成された血液凝固蛋白質であるプロトロンビンの異常形態です。通常、γ-カルボキシル化によって活性型に変換されますが、HCC患者またはビタミンK欠乏症の患者では、このプロセスが障害され、プロトロンビンの代わりにPIVKA-IIが形成されます。PIVKA-IIは、治癒的肝切除、化学療法、標的療法、放射線療法および肝臓移植の治療反応および臨床転帰を予測するのに有効な診断バイオマーカーであることが示されています。
特長
品番 | M01344M-1 | M01343M-1 |
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タイプ | マウスモノクローナル | |
アイソタイプ | IgG1 | |
特異性 | ヒト PIVKA-II | |
交差性 | Prothrombin < 0.001% Thrombin < 0.001% |
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抗原 | synthetic | |
適用 | ELISA (Capture用) | ELISA (Detection用) |
PIVKA-II 抗体
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Anti PIVKA-II, Human (Mouse) | BDN | M01344M-1 | 1 MG |
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Anti PIVKA-II, Human (Mouse) | BDN | M01343M-1 | 1 MG |
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