HIENAI Plate Warmer GX01 は、マルチウェルプレート1枚を保温することができます。 アッセイや培地交換での温度低下を抑えるために、プレートをHIENAI Plate Warmer GX01 に置いて使用してください。培養中のプレートの温度低下を防ぎます。
培養細胞以外にもELISA やWestern blotなど抗原抗体反応で37℃を保つのに便利です。
● マルチウェルプレート以外に各種シャーレも保温することができます。
温度データ例
図3 HIENAI Plate Warmer GX01のアルミブロック表面温度の平均温度
薬剤添加作業や培地交換等の作業時の温度低下を防止するためにはHIENAIが有効です。
下記実験はラット心筋細胞の温度変化による拍動変化を、走査型電気化学顕微鏡で測定した結果です。
測定された電流データの波形から、拍動回数や拍動に要する時間を解析できます。
(画像はクリックで拡大されます)
培地温度を下げることで拍動回数が減少し、温度上昇とともに回復しました。
(画像はクリックで拡大されます。)
※これらのデータは、独立行政法人産業技術総合研究所の平野様よりご提供いただきました。
参考文献
- Yu Hirano et al., Analysis of beat fluctuations and oxygen Consumption in cardiomyocytes by scanning electrochemical microscopy, Anal Biochem. 2014 Feb 15;447:39-42