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研究用

蛍光偏光(FP)法、TR-FRET法、蛍光強度(FI)法を用いたADP検出キット Transcreener® ADP2 Assay ‐ 商品リスト

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創薬研究ツール
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ベルブルック社のTranscreener® アッセイは、ヌクレオチドのHomogenous な免疫検出によるHTS に最適なアッセイ系です。KinaseやATPaseの他、ADPを産生する酵素をターゲットとした創薬スクリーニングに最適なアッセイ系として、蛍光偏光(Fluorescence Polarization)を用いた系、時間分解蛍光共鳴エネルギー転移(TR-FRET)を用いた系、および蛍光強度(Fluorescence Intensity)を用いた系の3種類のアッセイキットがあります。
ADP2アッセイキットでは、旧バージョンのADPアッセイキットの抗体を改良することにより、高感度かつ試験前の抗体の最適化が不要となりました。0.1〜1,000µMの広範囲の初期ATP濃度で測定可能です。

 

商品リスト

Transcreener® ADP2 FP Assay
蛍光偏光(Fluorescence Polarization)法を用いたADP2アッセイキット

Transcreener® ADP2 TR-FRET Red Assay
時間分解蛍光共鳴エネルギー転移(TR-FRET)法を用いたADP2アッセイキット

Transcreener® ADP2 FI Assay
蛍光強度(Fluorescence Intensity)法を用いたADP2アッセイキット

参考資料

Comparison of ADP Detection Methods Used for High Throughput Screening.pdf PDF 178kb

 

Transcreener® ADP2 FP Assay

特長
● AlexaFluor633 標識ADPトレーサー(赤色) とADP 抗体を用いた競合的蛍光偏光イムノアッセイ法による検出(Fig.1A)
● 広範囲の[ATP]で使用可能(Fig.2A)
● 低いATP変換率でも優れたZ’値(Fig.3A)

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Fig.1A Transcreener® ADP2 FP アッセイの原理 酵素反応により生成したADPと置換したAlexaFluor 633 ADPトレーサーは、反応液中で激しく運動するため、偏光度が小さくなります。ADPの生成は、偏光度の減少により検出します。

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Fig.2A [ATP]に対するADP2抗体の使用量 初期[ATP]により、使用する[ADP2抗体]を簡単に決定できます。

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Fig.3A 低いATP変換率でも優れたZ’値 初期[ATP]が1〜1,000µMでは、ATP変換率が3%と低い場合でも、>0.7のZ’値を示しています。初期[ATP]が0.1µMの場合でも、5%のATP変換率で>0.7のZ7値を示します。

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Fig.4A PKAインヒビターの用量依存性曲線 IC50値はそれぞれ、37 nM (Staurosporine)、179 nM (H-89)、9.0 µM(GO-6983)

構成内容
構成内容内容
ADP2 Antibody concentrated mouse monoclonal ADP2 Antibody is provided in PBS
ADP Alexa633 Tracer, 400 nM provided in 2 mM HEPES, pH 7.5 containing 0.01% Brij-35
Stop & Detect Buffer B, 10X 10X consists of 200 mM HEPES (pH 7.5), 400 mM EDTA, and 0.2% Brij-35
5 mM ATP to create the ATP/ADP standard curve
5 mM ADP

●>100 µMの初期[ATP]で使用される場合には、お問合せください。
●バルクサイズでご購入いただく際は、必要アッセイポイント数をご連絡ください。

Transcreener® ADP2 TR-FRET Red Assay

特長
● HiLyte647™標識ADPトレーサー(赤色)と、Tb 標識ADP2 モノクローナル抗体を用いた競合アッセイ法 (Fig.1B)
● 広範囲の[ATP]で使用可能(Fig.2B)
● 低いATP変換率でも優れたZ’値(Fig.3B)

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Fig.1B Transcreener® ADP TR-FRET アッセイの原理
酵素反応により生成したADPがADP HiLyte647™トレーサーと置換すると、FRETが起こらなくなります。ADPの生成は、FRETによる発光の減少により検出します。

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Fig.2B [ATP]に対するADP2抗体の使用量
初期[ATP]により、使用する[ADP2抗体]を簡単に決定できます。

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Fig.3B 低いATP変換率でも優れたZ’値
初期[ATP]が10〜500µMではATP変換率2.5%で、1µMでは5%で、0.1µMでは10%で、>0.5のZ’値を示します。

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Fig.4B PKAインヒビターの用量依存性曲線
IC50値はそれぞれ、58 nM (Staurosporine)、283 nM (H-89)、9.3 µM(GO-6983)

構成内容
構成内容 内容
ADP HiLyte647 Tracer, 10 µM 2 mM HEPES, pH 7.5 containing 0.01% Brij-35
ADP2 Antibody-Terbium Conjugate, 800 nM provided in HEPES buffered saline
Stop & Detect Buffer C, 10X consists of 500 mM HEPES (pH 7.5), 200 mM EDTA, and 0.2% Brij-35
5 mM ATP to create an ATP/ADP standard curve
5 mM ADP

●>100 µMの初期[ATP]で使用される場合には、お問合せください。
●バルクサイズでご購入いただく際は、必要アッセイポイント数をご連絡ください。

Transcreener® ADP2 FI Assay

特長
● Alexa594標識ADPトレーサー(赤色)と、 IRDye® QC-1標識ADP2 モノクローナル抗体を用いた競合アッセイ法 (Fig.1C)
● 広範囲の[ATP]で使用可能(Fig.2C)
● 低いATP変換率でも優れたZ’値(Fig.3C)

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Fig.1C Transcreener® ADP2 FIアッセイの原理 酵素反応により生成したADPがADP Alexa594トレーサーと置換すると、クエンチングが起こらなくなります。ADPの生成は、溶液中の蛍光強度の増加により検出します。

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Fig.2C [ATP]に対するADP2抗体の使用量 初期[ATP]により、使用する[ADP2抗体]を簡単に決定できます。

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Fig.3C 低いATP変換率でも優れたZ’値 初期[ATP]が10〜100µMではATP変換率1%で、0.1〜1µMでは5%で、>0.7のZ’値を示します。

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Fig.4C PKAインヒビターの用量依存性曲線 Safire2およびSpectraMax M2プレートリーダーを使用した場合のIC50値はそれぞれ、37/32 nM (Staurosporine)、165/124 nM (H-89)、9.0/4.7 µM(GO-6983)

構成内容
構成内容内容
ADP2 Antibody-IRDye® QC-1 concentrated mouse monoclonal ADP2 Antibody-IRDye® QC-1 is provided in 100 mM KH2PO4pH 8.5
ADP Alexa594 Tracer, 800 nM 200 mM HEPES (pH 7.5), 400 mM EDTA, and 0.2% Brij-35
5 mM ATP to create the ATP/ADP standard curve
5 mM ADP

●>100 µMの初期[ATP]で使用される場合には、お問合せください。
●バルクサイズでご購入いただく際は、必要アッセイポイント数をご連絡ください。

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メールでの問い合わせ
dds_info@cosmobio.co.jp
電話でのお問い合わせ
03-5632-9616
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