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研究用

オートファジーの有用マーカー LC3検出モノクローナル抗体

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抗LC3検出モノクローナル抗体オートファジーマーカーLC3のウェスタンブロット検出にご使用いただけます。
細胞免疫染色用のLC3検出モノクローナル抗体も販売しております。

背景

LC3は酵母Atg8の哺乳類ホモログのひとつで、オートファジーの過程で形成されるオートファジー小胞(オートファゴソーム)のマーカーとして利用されています。LC3は合成された直後にAtg4によって切断されLC3-Iとなり、さらにオートファジーが誘導されると、LC3-IのC末端グリシンにホスファチジルエタノールアミンが共有結合してLC3-IIとなります。LC3-IIは膜結合型であり、その多くはオートファゴソーム膜に存在すると考えられています。オートファゴソームはリソソームと融合することによってその内部が分解されるため、LC3-II自身もオートファジーによって分解されます。そのため一般にはLC3-IIの量はオートファゴソームの量とよく相関するとされています。本抗体はLC3のアイソフォームであるLC3-IとLC3-II の双方に反応し、ウェスタンブロットによる検出において良好な結果を示します。

特長

  • 長期間(18〜30ヶ月)液体で安定です。
  • ロット間の再現性に優れています。
  • お客様の実験系に合わせてカスタマイズが可能です。

使用例

LC3検出モノクローナル抗体を使用したウェスタンブロット解析

参考文献
  1. Kabeya, Y., Mizushima, N., Ueno, T., Yamamoto, A., Kirisako, T., Noda, T., Kominami, E., Ohsumi, Y. and Yoshimori, T. LC3, a mammalian homologue of yeast Apg8p, is localized in autophagosome membranes after processing EMBO J. 19, 5720-5728. (2000)
  2. Mizushima, N., Yoshimori, T. How to interpret LC3 immunoblotting Autophagy 3:542-545 (2007)

LC3検出モノクローナル抗体

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Anti LC3, Human (Mouse) Unlabeled, LC3.No.6詳細データ CAC CTB-LC3-1-50 50 UG
¥50,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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