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本商品は、新鮮な糞便サンプルに含まれる核酸を迅速に保存できるようデザインされています。保存した糞便に含まれる核酸は、DNAは2年以上、RNAは7日間程度 室温で安定保存できます。

製品画像

チューブには保存試薬が液体の状態で入っているので、チューブに糞便サンプルを回収し、サンプルが液中に沈むように軽く混ぜます。保存試薬は菌類やグラム陰性菌、グラム陽性菌の増殖を阻害し、ウイルスを不活化することで、サンプルを感染から防ぎ安全に使用・輸送を行うことを可能にします。

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特長

  • サンプルを室温保存可能(DNA:2年以上 RNA:7日間程度)
  • DNAおよびRNAを室温で安全に保存・輸送可能
  • サンプルの保冷が不要
  • 大部分のDNA/RNA分離法に適用可能
  • 分離した核酸は様々なアッセイ(16S 次世代シーケンスなど)に使用可能
■ 仕様
糞便量 2 g
室温での安定期間 DNA:2年以上
RNA:7日間程度

製品データ

保存糞便サンプルから分離したDNAとRNAの品質確認

図1. 保存糞便サンプルから分離したDNAとRNAの品質確認
糞便核酸回収・保存・輸送チューブを用いて室温保存した糞便よりDNAとRNAを分離(品番:45600を使用)し電気泳動による解析を行った。DNAは27ヶ月保存した糞便サンプルから、RNAは7日間保存した糞便サンプルからそれぞれ分離した。どのサンプルでもDNA/RNAの高い品質が確認された。

DNAの安定性

図2. DNAの安定性
アデノウイルス(Ad5SubE1)のDNA安定性を観察するために、6×109 pf/mL のアデノウイルスでスパイク処理した糞便サンプルからアデノウイルス由来のDNAを分離(品番:27600を使用)し、Real-Time PCRで解析した。その結果、異なる保存期間でも同様のDNAの安定性が示された。

保存条件が異なる糞便における門レベルの階層クラスター解析

図3. 異なる条件で保存した糞便サンプルに含まれている細菌の解析(階層:門)
新鮮な糞便サンプルをコントロールとすると、保存処理をしなかったサンプルではデンドログラムに違いが見られるが、糞便核酸回収・保存・輸送チューブで2日間室温保存したサンプルでは、新鮮サンプルと比較して大きな違いは見られなかった。

糞便核酸回収・保存・輸送チューブ

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Stool Nucleic Acid Collection and Transport Tube詳細データ NOG 45660 50 TUBE
¥169,000
Stool Collection and Preservation System詳細データ NOG 63700 50 TEST
[50 devices]
¥247,000

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¥175,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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