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Q&A

記事ID : 11432

FAQ : セルバイオラボ(Cell Biolabs)社 細胞シグナリング

 セルバイオラボ(CBL)社 FAQ一覧をひらく

【01】 活性型 Rac1 の機能について研究を行っています。Rac1 活性を検出する方法として Rac1 Activation Assay の代わりに通常のウエスタンブロッティングを行うことは可能でしょうか?

CBL社では、確実に活性型 GTP を認識して、かつ不活性型 GDP を認識しない特異的な抗体を認知しておりません。したがって、活性型 small GTPase を検出するに際して、ウエスタンブロットに頼りきることは推奨しておりません。

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【02】 Small GTPase Activation Assays を用いて低レベルの活性型 small GTPase を検出することができるかを懸念しています。良い結果を得るための最良の方法は?

Small GTPase Activation Assays において、結果を改善する2つの方法を提案いたします。

  1. プルダウンする前に、そもそも目的タンパク質がプルダウンせずに検出可能であることを確かめることが良いでしょう。ご自身のライセートサンプルをキット付属の抗体を用いてウエスタンブロッティングして確認できます。
  2. プルダウンする時に、できる限り多くのライセートを用います。活性型の small GTPase は通常、細胞内に微量しか存在しておらず、上述のウエスタンブロットではっきりとしたバンドが検出するのに必要な量の約100倍のライセートを使用することをおすすめします。
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【03】 GFP ELISA Kit の使用を検討しています。GFP ライセートを調製後、あとで試験するためにライセートを凍結できますか?

GFP は非常に安定な物質です。ライセート調製時には、プロテイナーゼインヒビターを含むライセートバッファーの使用を推奨しています。サンプルは、-20℃で少なくとも3か月、-80℃で約1年保存可能です。

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【04】 Phospho Antibody Stripping Solution に興味があります。この製品はリン酸化チロシン抗体ストリップに対してのみ使用可能なのか、それとも他のリン酸化抗体ストリップにおいても有効なのでしょうか?

CBL社の Phospho Antibody Stripping Solution は、リン酸化チロシン抗体に特異的ではありません。他のリン酸化抗体のストリップにも使用できます。
Phospho Antibody Stripping Solution は、pH変化に基づいた他の抗体ストリッピング試薬と異なり、マススペクトルによるリン酸化ペプチドの精製の際に使用される溶出液に基づき開発されたものになります。

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【05】 small GTPase Assay Beads (Raf-RBD、PAK1-PBD、Rhotekin-RDB)は種特異的ですか?

small GTPase の配列は種間で多くても一つまたは二つのアミノ酸が異なるだけですので、beads および 一次抗体は多くの種で使用可能です。

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【06】 His-tag Protein ELISA(品番: AKR-130)はタンパク質のN末、C末どちらの His-tag も認識可能ですか?

CBL社の His-tag Protein ELISA は、N末、C末どちらに His-tag を融合させたタンパク質も認識可能です。

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