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Q&A

記事ID : 12609

FAQ : セルバイオラボ(Cell Biolabs)社 細胞老化検出アッセイ

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細胞内 SA βGal 染色キット(品番:CBA-230)

【01】 組織サンプルに適合しますか?

はい。組織サンプルの染色に使用できます。プロトコルを改変する必要はありません。

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【02】 青色が検出されないのですが・・・

この老化アッセイにおいて、青色が見られないのは、老化している細胞が少ないか、細胞が老化の前段階のステージに入っていることを示します。CBL 社では、ポジティブコントロールとして、継代数の多い細胞株(老化研究によく使用される初代ヒトフィブロブラストや WI-38 細胞)の使用をお奨めします。CBL 社の96ウェルフォーマットの SA-B-Gal 活性検出キット(品番:CBA-231)を使用するのも良いかもしれません。このアッセイは、感度が高く老化と老化の全段階の両方を検出します。

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96 ウェル細胞内 SA βGal 活性キット(品番:CBA-231)

【03】 SA-β-Gal 活性はどのように測定されるのですか?

このアッセイは、蛍光基質を用いて細胞ライセート中の SA-β-Gal 酵素活性を検出します。キットに含まれるバッファーはリソソームの β-gal 活性を抑制し、最適な条件で SA-β-Gal を測定するために、pH6.0 を維持します。

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【04】 検出メカニズムは?

老化は、細胞ライセート中の SA-β-galactosidase 活性を検出することで測定されます。非蛍光基質は、SA-β-galactosidase によって加水分解されることで青色の蛍光 (Ex: 360 nm, Em: 465 nm) を発します。反応液に添加される停止液は、定刻で反応を停止している間に蛍光を最大にする構成物を含んでいます。

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【05】 コラーゲンコート済みプレートは、このアッセイに使用できますか?

コラーゲンはこのアッセイを干渉せず、コラーゲンコートプレートで細胞を培養することができます。

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【06】 このアッセイはどんな細胞株にも適合しますか?

老化関連 β-ガラクトシダーゼ (SA-β-Gal) 活性は、様々な老化細胞の共通のマーカーで、このアッセイは細胞タイプに特異的なものではありません。

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【07】 組織はこのアッセイに用いることができますか?

組織はこのアッセイに用いることができます。アッセイに用いる前に、キットに含まれる 1×Lysis buffer で再懸濁し、ソニケートまたはホモジナイズする必要があります。RIPA バッファーは pH 依存性であるこの基質に適合しませんので、1×Lysis buffer の代わりに用いるべきではありません。

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【08】 どれくらいの細胞数を用いればよいですか?

アッセイに用いる細胞数は老化していると予測される細胞のパーセンテージに依存し変化しますが、良い染色ポイントは1ウェルにつき 20,000-50,000 細胞です。もし老化細胞のパーセンテージが高かったらそれよりも希釈する必要があるでしょう。

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