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Q&A

記事ID : 13459

FAQ : セルバイオラボ(Cell Biolabs)社 腫瘍細胞分離キット

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商品詳細 「CytoSelect™ クローン原性腫瘍細胞分離キット」

対象商品:CBA-155/CBA-155-5

【01】 ミンチ状にする前に、腫瘍の大きさはどの程度にすべきですか?

アッセイの用いる腫瘍のサイズは重要ではありません。なぜなら、プロトコーのステップ14で細胞の数を調製するからです。細胞の密度は変化しますので特定のサイズを推奨することは難しいですが、セルバイオラボ社ではこのアッセイを行う際、160 mgの肺腫瘍を用いています。もし、腫瘍が刻まれるのに十分な大きさがあれば、アッセイに十分な細胞があるでしょう。

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【02】 このアッセイはどのように腫瘍細胞から通常細胞を取り除くのですか?

このアッセイは、軟寒天中でコロニーを形成する細胞の能力に頼っています。腫瘍は、通常細胞、軟寒天中でコロニーを形成することのできないガン細胞と軟寒天中でコロニーを形成するガン細胞の3つのタイプの細胞から成ります。腫瘍細胞を6-8日間軟寒天中で培養した後、軟寒天中で生育できる細胞のみコロニーを形成します。それから、コロニーはフィルターを使用してサイズに基づきほかの細胞と分けられます。

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【03】 このキットはどんな細胞タイプにも適合しますか?

このキットはガンのタイプに特異的ではなく、どんな固形の腫瘍サンプルにも用いることができます。

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【04】 キットに含まれていない腫瘍の消化酵素の推奨は?

セルバイオラボ社では、0.05 mg/mLコラゲナーゼ Iと0.05 mg/mL コラゲナーゼIV、0.01 mg/mL DNase /HBSSの酵素混合液を用いています。

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【05】 このキットで分離された細胞から細胞株を樹立することは可能ですか ?

このキットは、腫瘍細胞を6-8日間軟寒天中でインキュベーションし、インキュベーションの間に形成されるコロニーを分離することでクローン原性細胞を分離します。分離された生細胞は、培養することができ、十分な生細胞があれば細胞株を樹立することは可能です。セルバイオラボ社ではこのアッセイを使用して細胞株を樹立したことはありませんが、1週間のインキュベーションの後、50-1000コロニーの形成が期待できるでしょう。

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【06】 安定細胞株を得ることはどれくらいありそうですか?

文献によれば、ヒトの固形腫瘍の大部分のタイプは、軟寒天培養でコロニーを形成することができ、その効率は、0.01-1 %です。平均的に、固形腫瘍から500,000細胞を播種した場合、培養1週間後に50-1000コロニーが期待されます。

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【07】 分離された細胞を定量することは可能ですか?

このキットは定量のステップを提供しておりませんが、分離された生細胞は培養することができ、また続くフローサイトメトリー分析等の試験に用いることができます。

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