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記事ID : 14905

Q&A : GMbiolab社 DNA クリーンアップ/抽出キットのトラブルシューティング

商品詳細:

■ DNA の回収率が低い
問題点 解決方法
共通
洗浄溶液の調整が不適切 ご使用になる前に、洗浄溶液に 100% エタノールを添加してください。
DNA の溶出が不十分
  1. 5 Kb 以上の DNA 断片の溶出には、予熱した溶出溶液(60〜70℃)を使用してください。
  2. DNA は、低塩濃度の溶液中でのみ溶出されます(例: 溶出溶液[10 mM Tris-Cl, pH 8.5]、水など)。溶出効率は pH に依存し、効率が最大となるのは pH 7.0 〜 8.5 の間です。溶出に水を使用する場合には、pH 値がこの範囲内であることを確認してください。
  3. 溶出溶液をメンブレンの中央に添加し、完全に吸収させてください。
  4. 溶出溶液をカラムに添加した後、インキュベーション時間を延長してください。
Plus ゲル抽出キット(品番: DP03P)
Plus DNA 精製/抽出キット(品番: DP034P)
Micro-Elute DNA 精製/抽出キット(品番: DP034ME)
ゲル切片の溶解が不完全
  1. 250 mg 以上(品番: DP03P、DP034P)/500 mg 以上(品番: DP034ME)のゲル切片を使用する場合は、ゲル切片をカットして複数のチューブに分けてください。
  2. 大きなゲル切片の場合は、溶解を促進するために、細かくカットしてください。
  3. ゲル切片が完全に溶解するように、インキュベーション時間を延長してください。
Plus PCR クリーンアップキット(品番: DP04P)
Plus DNA 精製/抽出キット(品番: DP034P)
Micro-Elute DNA 精製/抽出キット(品番: DP034ME)
PCR 産物の回収率が低い/全くない 精製前/精製後に、PCR 産物の 10% をアガロースゲル電気泳動することで、DNA の回収率が予測できます。
Micro-Elute DNA 精製/抽出キット(品番: DP034ME)
DNA の結合が不十分 DNA のシリカ結合能は、約 2 μg /μL です。DNA 量に対して、適切な量のシリカマトリックスを使用してください(DNA 量が 20 μg 以上の場合は、溶液にシリカマトリックスを追加してください)。
多量の DNA を精製する場合や、結合反応の際の容量が 1.5 mL 以上の場合は、結合ステップのインキュベーション時間を15分延長してください。
■ 以降の実験が成功しない
問題点 解決方法
DNA 溶出液に塩が混入 遠心操作の後に、カラムの底がフロースルーに接触しないようにしてください。
カラムを洗浄溶液で2回洗浄してください。
エタノールの残留 洗浄後の遠心は、3〜5分間トップスピードで行ってください。
その後、カラムを 45〜60℃ のオーブンで5分間インキュベートし、エタノールを蒸発させてください。
DNA の変性 溶出液に、1/10 から 1/5 量の溶出溶液を加え、室温で5分間インキュベートしてください。
または、DNA 溶液を 95℃ で2分間インキュベートし、その後ゆっくり冷却して、変性した DNA を再アニーリングさせます。
■ A260/A230 が低い
問題点 解決方法
グアニジンイソチオシアネートの混入
  1. 洗浄後に、洗浄溶液 700μL を再度添加し、1分間おいてから遠心してください。
  2. A260/A230 比が重要となる場合には、DNA を一般的な方法でエタノール沈殿してください。