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Q&A

記事ID : 43872

FAQ : MP Biomedicals(MPB)社 FastAb Adjuvantについて

商品詳細:「FastAb Adjuvant

【01】最適な結果を得るために、FastAb アジュバントを使用する前にどのようなステップが推奨されますか?

FastAb アジュバントは多成分懸濁液のため、使用前に十分に混合してください。
沈殿を避け、良好な性能を保証するために、FastAb アジュバントを抗原と混合した後、できるだけ速やかに注射してください。

【02】免疫原の用法をどのように決めればよいですか?

  • 1)弱免疫原:1〜50µg
  • 2)強力な免疫原:0.1〜10µg

【03】FastAb アジュバントはいつ使用するべきですか?

FastAb アジュバントは一次免疫、追加免疫の際に使用し、パルス免疫には使用しないでください。

【04】FastAb アジュバントを使用した場合、マウスはどのような種類の抗体を産生しますか?

5週間の標準免疫化プロトコルを行った場合、マウスによって産生される抗体は、主に高親和性IgGおよび若干の低親和性IgMと予測されます。

【05】FastAb アジュバントを使用する場合、モノクローナル抗体の免疫プロトコルをどのように設計すればよいですか?

モノクローナル抗体を作製するためには、5週間の標準的な免疫化プロトコルを実施することを推奨します。抗体価と使用者の要件に基づいて、35〜42日目の間に1回の追加免疫を実施することもできます。追加免疫後10〜14日目に測定した抗体価が、お客様の基準に達しない場合には、抗原を再設計するか、マウス数を増やし、最初から全過程を繰り返すことをおすすめします。

【06】FastAb アジュバントでマウスモノクローナル抗体を作製する際、短期間での免疫プロトコルを用いることは可能ですか?

毎週または隔週の注射は、免疫マウスのIgG産生量が多くできるかもしれませんが、短い間隔での免疫は高親和性抗体の産生には適していないため、マウスモノクローナル抗体を産生するために短期間での免疫プロトコルを使用することは推奨いたしません。

【07】FastAb アジュバントでマウスポリクローナル抗体を作製する際、短期間での免疫プロトコルを用いることは可能ですか?

各マウスの血清量は少ないので、ポリクローナル抗体の大量生産は不可能ですが、もし少量のポリクローナル抗体しか必要としない場合は、週1回または隔週の注射(計2回の注射)で免疫を行うことができます。

【08】FastAb アジュバントを用いたマウスモノクローナル抗体の作製には、どのような抗体スクリーニングあるいは技術が適していますか?

マウスハイブリドーマ技術、ファージディスプレイ抗体ライブラリー技術、シングルB細胞クローニング技術の3つが適しております。

【09】FastAb アジュバントはヒト化抗体の調製に使用できますか?

はい、FastAb アジュバントは、まずヒト化マウスを免疫化するために使用でき、次いでマウスハイブリドーマ技術、ファージディスプレイ抗体ライブラリー技術、またはヒト化抗体を調製するためのシングルB細胞クローニング技術に使用することができます。

【10】Freund アジュバントと比較したFastAb アジュバントの主な利点は何ですか?

すぐに使用でき、簡単な準備で使用でき、乳化の必要もなく、免疫原の必要性も少ないことです。

【11】FastAb アジュバントの免疫原はFreund アジュバントと同じですか?

はい、どちらのアジュバントもさまざまな抗原に使用できます。

【12】Freundアジュバントと比較して、FastAbアジュバントのパフォーマンスに違いはありますか?

同様のパフォーマンスを持っています


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