- 【01】 NutriFreez® D10凍結保存培地はDMSOが含まれますか?
- 【02】 なぜ、メチルセルロースが必要なのか?
- 【03】 NutriFreez® D10凍結保存培地にはフェノールレッドは含まれますか?
- 【04】 なぜ動物由来成分不含(animal compornent-free:ACF)の凍結保存培地が必要か?
- 【05】 NutriFreez® D10凍結保存培地に追加添加する試薬が必要ですか?
- 【06】 NutriFreez® D10凍結保存培地は、どのような種類の細胞を凍結保存できますか?
- 【07】 臨床使用の一部として、NutriFreez® D10凍結培地で凍結した細胞を解凍して、注入できますか?
- 【08】 液体窒素の液層または気層どちらに保存するのが良いか?
- 【09】 NutriFreez® D10凍結培地をどのように検証していますか?
- 【10】 凍結組織はNutriFreez® D10凍結保存培地を使用できますか?
- 【11】 NutriFreez® D10凍結保存培地は、単一細胞の凍結に使用できますか?
- 【02】 なぜ、メチルセルロースが必要なのか?
はい、含まれます。凍結または解凍の間、pHを観察するために使用されております。
解凍後、溶液が黄色/紫を示した場合、解凍工程に問題があることを示すため、細胞の生存率の確認を推奨いたします。
血清には、細胞凍結時または解凍時に細胞に害を及ぼす多数の成分が含まれています。ACF溶液は生存率および回復の増強に加えて、一貫した再現性を保証いたします。
NutriFreez® D10は多くの細胞で、使用できることを確認しております。
試験済みの細胞
ヒト間葉系幹細胞(hMSC):
骨髄(BM-MSC)、脂肪組織(AT-MSC)、臍帯組織(UC-MSC)等様々な組織由来、および歯髄組織(hMSC-DP)
ヒト胚性幹細胞(hESC)、人工多能性幹細胞(iPSC)
ヒト末梢血単核球細胞(PBMC's)
ヒト内皮細胞(EC)
キメラ抗原受容体(CART)細胞および腫瘍浸潤リンパ球(TIL's)を含めたT細胞
神経細胞
雑種細胞
CHO細胞
ベロ細胞
複数の哺乳動物細胞株:MRC-5, HEK-293, HepG2, HeLaBSC-1, BGM,3T3, MA-10BHK-21、および他の非常に感受性の高い細胞株
できません。NutriFreez® D10凍結培地は補助的な材料とみなされます。細胞、または組織製品の製造中に接触する可能性がございますが、最終製品の一部として企画しておりません。
できません。NutriFreez® D10凍結保存培地は、細胞と細胞集団(ヒトiPS細胞(hPSC)コロニーなど)に使用できます。組織用ではございません。